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【2023年版】タイヤを安く買う方法ってある?購入・処分まで総額でお得な方法はこれ

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タイヤってどのタイミングで買うのがお得なの?4本買うとけっこう高いから、ちょっとでも安く済ませたいんだよね……

車に乗り続ける上で、避けては通れないのがタイヤの交換です。

タイヤを交換しないで劣化したまま走り続ければ、いずれタイヤがパンクして事故が起きます。

旅行先や出勤中に交通事故が発生したらどうなるか……?

考えるだけでも嫌ですよね。

とはいっても、タイヤを4本購入すると結構な高い金額になります。

4本のタイヤを交換し、古いタイヤまで処分するとなると、費用が高額になってしまいかなり悩みますね……。

特に、インチ数(タイヤのサイズ)が大きくなるほど、目を覆いたくなるくらい高くなります。

実は、タイヤを安く購入する方法は「時期」「業者選び」を覚えておけばOKです。

  1. タイヤ・ホイールの総額を安く済ませるなら「通販」
  2. タイヤだけ安く買うなら「シーズンオフの店頭買い」
  3. 車検のついでに交換してもらう手もある

この3点について、詳しく解説していきます。

通販ならタイヤの費用・工賃の総額が安い

タイヤ交換の総額が安くなるのは、通販でタイヤを購入する場合です。

なぜ通販のほうが安く済むかというと、通販は店舗やスタッフなどの経費を最小限に済ませることができるからです。

特に、10月中旬〜12月中旬にかけて購入するなら、通販でホイールとセットでタイヤをを購入するのが一番オトクです。

その理由は、通販会社がこの時期に大量に仕入れるため、タイヤの仕入れ値が安くなるからです。

参考までに、「ラーメンからミサイルまで」という言葉で有名な総合商社の「三菱商事」はご存知でしょうか?

通販で購入したタイヤを提携ガソリンスタンドまで配送し、取り付ける「タイヤフッド」というサービスを展開しています。

店舗を持たないため、在庫管理費用や人件費など無駄なコストが発生しないため、安く販売することができるのです。

(※もちろん、上記の写真のように玄関先まで運んでもらうことができます)

タイヤは自分で取り付けると力加減が分からなかったり、最悪走行中にタイヤが外れる事故は毎年発生しています。

万一、誰かを事故に巻き込んだなんてことがあったら悲惨ですよね汗

新しく買ったタイヤの取付は、設備も技術も備わっているプロに任せるのが一番です。

タイヤをガソリンスタンドや自動車用品店で取り付けてもらうことも可能なので、タイヤの購入を検討しているのであれば選択肢に入れるのもありです。

購入はこちら(公式HP)⇒⇒TIREHOOD|タイヤフッド

タイヤを店頭で販売するのは、思った以上にお金がかかります。一旦タイヤをお店で仕入れて在庫として管理し、販売する手間がかかるからです。

店舗と通販の経費比較

ガソリンスタンドや整備工場は本業がタイヤの交換ではないので、追加で購入する設備などがほとんどありません。

そのため、タイヤ販売を専業としている店舗のようにタイヤの原価に経費を大きく上乗せする必要がないのです。

タイヤって、交換する時に脱着代や処分代かかかりますよね?

タイヤを交換するときは、タイヤとホイールの料金だけでなく、工賃や処分費用が別途かかることも忘れてはいけません。

たとえば、タイヤの工賃(交換費用)を店舗販売と通販で比較すると、次のようになります。

項目 ネット通販 オートバックス(店舗販売) イエローハット(店舗販売) タイヤ館(店舗販売)
タイヤ・ホイール脱着 2,400円〜 2,000円〜 2,000円〜 1,000円〜
バランス調整 500円〜
ゴムバルブ交換 500円〜 250円〜 250円〜
窒素ガス充填 500円〜 500円〜 500円〜
廃タイヤ処理 250円〜 300円〜 300円〜
1本合計 2,400円〜 3,250円〜 3,050円〜 2,550円〜
4本合計 9,600円〜 13,000円〜 12,200円〜 10,200円〜

このように、在庫処分のシーズンを除けばタイヤとホイール、工賃の総額を安く済ませたいなら通販一択です。

スタッドレスタイヤは春先に「店頭」で買うほうが安い

 

通販よりも店頭で買うほうが安い場合もわずかにあります。

それが、春先の3月から4月に店頭で買う方法です。

ただし、この方法で安くなるのは既にホイールを持っていて、タイヤだけを交換する場合です。

また、製造から半年〜1年経過している点で劣化していることにも注意が必要です。

ホイールも購入する場合は、通販でまとめて購入する方が安いことが多いです。

どうして春先の3月と4月にスタッドレスタイヤが安くなるの?

その理由は、タイヤには需要が猛烈に伸びる時期と、まったく売れない時期があるからです。

タイヤ価格は安い時期と高い時期がある

では、在庫処分で店舗のタイヤが安くなるシーズンについて解説していきます。

夏タイヤ・冬タイヤともに1年を通して需要と供給に変化があるため、価格が変動します。

まず、タイヤの需要が最も大きくなるのタイミングは年間で2回あります。

サマータイヤ:3月の需要が最も大きい

スタッドレスタイヤ:11月の需要が最も大きい

サマータイヤは日本国内なら全ての地域で使用するタイヤです。

ただし、降雪・氷点下になる地域は11月か12月にはノーマルタイヤを外して、スタッドレスタイヤに履き替えます。

一方、スタッドレスタイヤは雪が降るか、路面が凍結する地域で、12月〜3月の約4ヶ月間程度使うタイヤです。

安い時期がほとんどないサマータイヤ

気候が温暖で、冬に積雪の心配が無い太平洋側や瀬戸内海といった地方では年中サマータイヤの場合がほとんどです。

また、春から秋にかけて公道を走るほぼ全ての車がサマータイヤを装着しています。

つまり、サマータイヤは勝手に売れるタイヤなので1年を通して需要があり、価格が安くなりにくいです。

全国型の店舗だと、売れる地域にタイヤをどんどん供給するので売れ残るということがあまり起きないのです。

時期によって大幅に価格が変わるスタッドレスタイヤ

スタッドレスタイヤは北海道、東北などの寒冷地や、岐阜や長野の標高の高い地域などで冬に使われています。

東京都や名古屋などの都市圏でも、雪の日でもどうしても車を動かさなければいけない人も持っているかもしれませんね。

では、スタッドレスタイヤが一番高くなる時期っていつなのかご存知でしょうか。

スタッドレスタイヤが一番高くなるのは降雪・凍結直前の11月〜12月です。

雪や凍結による事故を防ぐために、誰もが交換せざるを得ないからです。

タイヤ屋さんも、このタイミングに合わせて、製造して時間の経っていない品質の良いタイヤの在庫を多く抱えます。

ただ、スタッドレスタイヤの売れる期間は11月〜2月の4ヶ月間とサマータイヤに比べると短いです。

夏にスタッドレスタイヤをどんなに安く売っても、必要としている人がいないため売れません。

さらに、ゴムは直射日光にさらされると劣化が進みます。屋内の保管場所が限られているタイヤ屋さんであれば、スタッドレスタイヤの価値が時間とともに下がってしまうのです。

このため、タイヤを取り扱う業者も夏にタイヤを持ち越したくないのです。

つまり、スタッドレスタイヤがまったく売れなくなる春先は非常に安く売られることになるのです

車検ついででタイヤの工賃が安くなる場合もある

サマータイヤを単体で購入しようと思っても、需要があるため値引きはあまり期待できません。

しかし、タイヤそのものの価格は安くならないものの、工賃を安くするる方法もあります。

それが車検のときにタイヤも一緒に購入してしまうことです。

車検のときにタイヤも一緒にお願いして安く買えました!

これは、私も試してみた方法で車検整備をしてもらうときにタイヤを合わせて購入しました。

車検の時期が3月だったこともあり、カー用品店で軽自動車のタイヤを購入しようと考えていました。

そこで、店頭価格を調べてみると以下の写真のように、工賃込みで4万円を超える金額で販売されていたのです。

この金額を確認した直後は「ちょっと高いなー」と思っていたのですが、ちょうど車検の時期が近づいていたので、いつも依頼しているお店にタイヤの見積もりも合わせて依頼することにしました。

上記画像はタイヤ代と工賃です。両方込みで28,000円と、カー用品店と比べて1万円以上安く購入することができました。

さらに安くならないか交渉すべく、「タイヤの交換が25,000円以内に収まったら、車検のついでにタイヤの交換もしようと思っている」と伝えたところ、上記の青で囲ったように当初の金額から、さらに約3,500円割引されました。

これは、「冬シーズン前にタイヤを多めに購入したものの、思ったほど売れずに余ってしまった」という理由で処分したかったからだそうです。

再現性はありませんが、車検・オイル交換のときにタイヤ交換の見積をとってみると工賃が安くなる場合もあります。

海外製のタイヤも選択肢に入るなら安く買えるかも?

「国産タイヤじゃなきゃダメ」というわけではないのであれば、海外製のタイヤも選択肢に入れるとタイヤにかかる費用を安く抑えることができます。

海外メーカーのタイヤは品質が良くても知名度が無いため、店頭においても売れないため在庫として残りやすいからです。

日本にはブリジストンやトーヨータイヤといった知名度のあるタイヤブランドがあります。

また、世界に目を向けるとダンロップやピレリといったブランドもあります。一般的に、これらのブランドは価格が高い傾向にあります。

しかし、中には世界的に有名でも日本では知名度が高くないタイヤメーカーがあります。

品質の割に激安な「ハンコック」と「クムホタイヤ」

私がコスパの良いタイヤメーカーとしてオススメできるのが、「ハンコック」と「クムホタイヤ」です。

例えば、前述の韓国のタイヤメーカーHANKOOK(ハンコック)は日本国内では知名度があまりありませんが、世界的には超有名で品質の高いタイヤを供給している会社の一つです。

HANKOOK(ハンコック)のタイヤは品質の割に、なぜか激安で販売されることが多いです。なぜこのようなことが起きるのでしょうか。

それは、日本のタイヤメーカーのほうが目立ち、海外のタイヤメーカーが日本国内で知名度を上げにくいからです。

また、「Made in Japan(日本製)」に信用があるため、好んで日本製のタイヤを買う人が多いのもその理由の一つとしてあるでしょう。

実は、私の友人や、タイヤ専門店で働いている友人で国産タイヤを使用している人はあまりいません。タイヤ専門店で働いている店員の多くは、そこそこの品質が保証されていて、安いHANKOOKのタイヤを好んで使用しています。

なぜ韓国産なのか聞いてみたところ、「品質は日本製に比べると同じか、若干劣るくらい。それなのに、国産タイヤに比べると価格が圧倒的に安い」というのが理由らしいです。

実は、この2つのメーカーのタイヤは日本の新車はもちろん、メルセデスベンツやBMW、ポルシェ、Audiの新車タイヤとしても採用されています。

「劣化しやすい」「空気が抜けやすい」タイヤのせいで会社の評判を落とすようなことを自動車メーカーはしないため、新車に採用されるタイヤは高品質であるといえるでしょう。

もし店頭や通販でこの2社が安く販売されているなら、選択肢に入れるのもありですね(^^)

激安タイヤ・中古タイヤは避けよう

激安で販売されるタイヤには、日本製であるものの製造から年数が経過したものが売られている場合があります。

未使用のタイヤであったとしても、数年以上使われないとゴムが硬化したり、地面と接している部分のタイヤの保護成分が抜けたりしてしまいます。

そうなれば、段差を超えたときにパンクするなどのトラブルに見舞われてしまいます。タイヤを安く買うに越したことはありませんが、価格に惑わされすぎないように注意する必要があります。

また、安いタイヤには「安いなりの理由」があります。一般に、高いスタッドレスタイヤと安いスタッドレスタイヤ(中古タイヤも含む)には次のような違いがあります。

タイヤ選びの基準 安いタイヤ 高いタイヤ
雪道の停止距離 長い 短い
摩耗 弱い 強い
ゴムの劣化 固くなりやすい 固くなりにくい
空気の抜けやすさ 抜けやすい 抜けにくい

冬道で滑らないため、事故を起こさないためにスタッドレスタイヤに交換したはずなのに、安いタイヤで雪道・凍結道で停まりきれず事故を起こしたのでは本末転倒ですよね。

そのため、「安全をお金で買う」という考え方もあることを忘れないようにしましょう。

なお、長期間乗っていなかった車のタイヤを交換するのであれば「長期間乗らない車は売るべきか? 持ち続けるべきか? 」の記事や、「カーシェアリングはマイカーの代わりになるのか」の記事で、あなたのライフスタイルにあった車持ち方を紹介しています。

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タイヤ交換前に車の使い方を見直すことで、年間の維持費が大きく節約できるため合わせて読むようにしてください。

タイヤの寿命は4〜5年?

スタッドレスタイヤはシーズンが終わるときに購入すると安くなるというのは前述の通りです。

ただ、「これからタイヤを使わない季節になるのに、わざわざ買い替える必要があるのか」と思うかもしれません。

たしかに、タイヤは一般的に4〜5年での交換を推奨されています。製造から1年間は乗らないため、実質3〜4年しか乗れないのではと考えるのも無理はありません。

ただし、これはタイヤを販売するお店がタイヤの買い替えを促進するためのセールストークにすぎません。

知り合いの自動車整備士や、タイヤ屋で働いている友人に聞いても、4〜5年で無条件にタイヤを買い換えなければいけないほどタイヤが劣化することはほとんど無いそうです。

タイヤを交換する目安については、下の写真の右青丸部の少し盛り上がった部分(スリップサイン)を確認することで知ることができます。

青丸の部分は、左赤丸にある矢印の延長線上にあります。この盛り上がり部分は上記の写真ではタイヤの溝の中にあります。

しかし、タイヤが磨耗するにつれて両端にあった山が、平らになって以下の写真の赤丸のように盛り上がり(スリップサイン)が表面に出てきてしまいます。

このように、溝の中にある盛り上がり(スリップサイン)が接地面に出てきてしまったら、タイヤ交換のタイミングが来たと判断することができます。

車を買ってから次の車検まで車を1度も洗わず、タイヤの空気圧も確認せず、さらに屋外の日射が強く当たる場所に駐車した状態であれば、タイヤ屋さんのいうように、5年以内にタイヤを買い替える必要に迫られるでしょう。

しかし、タイヤの空気圧を月に1度確認したり、洗車したりするなど「タイヤに異常がないか」日頃から意識することで、この劣化を大幅に遅らせることができます。

たとえば、私の乗っている車のタイヤは山が減って使えなくなるまで9年使い続けました。もちろん、買い替えまでパンクするなどのトラブルはありませんでした。

また、タイヤ屋で働く友人に9年使ったタイヤを確認してもらいましたが、なんら問題はありませんでした。

このように、タイヤの寿命は日常の点検を一切しないことが前提になっています。

タイヤの空気を日頃から確認するなど適切に管理されていれば、寿命を大きく伸ばすことができるのです。

なお、タイヤの空気圧の管理の仕方については「タイヤのトラブルと交通事故を防ぐ空気圧チェック」でタイヤトラブルの原因や空気圧チェックの方法を詳しく解説していますので、さらに詳しく知りたい方は合わせて読むようにしてください。

タイヤのトラブルと交通事故を防ぐ「空気圧チェック」 高速道路の事故の中で最も多いトラブルはなんでしょうか。JAF(一般財団法人日本自動車連盟)が毎年発表している「救援データ」による...

ホイールも交換した方がいいのか

古くなったタイヤを交換するとき、一緒に購入を勧められるものに「ホイール」があります。

ホイールは上記の写真にある金属部分で、エンジンの動力をタイヤに伝える部品です。

結論から言うと、アルミのホイールなら破損や欠けが無い限り廃車するまでホイールを交換する必要はありません。

ホイールは摩耗や酸化で劣化するものではありません。

ホイールはトラブルが無い限り廃車になるまで使い続けることが可能です。

ただし、例外があります。それは「ホイールに付着した塩分を放置した場合」です。

例えば、海岸沿いなど塩害の被害がある地域に日常的に車を駐車していたり、塩化カルシウムが散布された凍結路面を走行したりすると、ホイール表面に塩分が付着します。

2〜3週間に1回ホイールを洗う機会があれば、付着した塩分を洗い落とすことができるため問題ありません。

しかし、塩分が付着したまま放置すると、徐々にホイールに侵食していきます。そうすると、ある日突然ちょっとした段差を超えたときにホイールが割れるといったことになりかねません。

ホイールは基本的には新しいものに交換する必要がある部品ではありませんが、月に1回は空気圧を確認するついでに、ヒビが入ってないか確認するようにしましょう。

まとめ

タイヤを安く購入する方法について解説してきました。

コストが極力押さえられている通販を利用するか、シーズン終わりに購入するかはタイミングをみて検討するようにしてください。

ただし、シーズン直前はタイヤ販売店も通販も混雑が予想されるため余裕を持って購入するようにしてくださいね。


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