車は維持すると、とてもお金のかかる乗り物です。維持費の最も安い軽自動車をまったく動かさなくても、年間15万円以上の維持費がかかります。

公共交通機関の発達した都市部に暮らしている場合、平日は電車で通勤し、土日の買い物ぐらいしか車を利用しないという人もいるでしょう。

では、必要なときにレンタカーを借りればいいのではないかと考える人もいるかもしれません。また、必要なときだけタクシーを利用するという方法も考えられます。

しかし、レンタカーは使いたいときに書類の記入など、申し込みの手間が必要になります。ちょっと使いたいときに、気軽に使えるものではありません。

また、タクシーの場合、道路で手をあげればすぐに乗車することは可能ですが、費用が高いです。そのため、気軽に何度も使えるものではないでしょう。

そこで、私はマイカーの代わりとして「カーシェアリング」を利用することを提案します。実際、私がカーシェアリングを利用し、マイカーの代わりとしていました。

カーシェアリングとは一体なんなのか、またなぜマイカーの代わりにすることができるのか。このことについて説明していきます。(以下、料金などの情報は2017年6月時点での情報です)

カーシェアリングとは

カーシェアリングという字はCar(車)とSharing(共有)の2つの言葉からなります。この意味からわかるように、特定の車を複数人で共有して使うことを指します。

私の利用していたタイムズのカーシェアリングは、自分の好きな時間だけ、好きな車種を利用することができるというものです。その車種には軽自動車、普通自動車、輸入車など様々な車種から、好きな時間に選んで乗ることができます。

正直なところ私がタイムズのカーシェアリングを利用し始める前は、「ずっと1台の車を使い続けるのか。保険とか、車両代を均等に割るのだろうか」と考えていました。

例えば、「200万円の車を10人で使えば一人当たりの負担は20万円になるのか。保険は……。初期の手続きは面倒なのだろうか」など、たくさんの疑問が頭をよぎっていました。

しかし、実際はどうかというと初期費用1,550円を支払ってカードを発行すれば、初期の手続きは全て終わりでした。保険や車両に関する手続きなどはありません。

これだけですぐにカーシェアリングのサービスの使用を開始できます。個人会員ですと、月額費用の1030円がかかりますが、1030円分の無料利用分が発行されます。

私は毎月定期的にカーシェアリングを使う機会があるため、たいていの場合は無料利用分を使い切ってしまいます。そのため、実質月額費用が無いようなものです。

また、私の利用していたタイムズの場合、「車利用代」「ガソリン代」込みで15分206円から使用することが可能です。

車を持つのと、カーシェアリングを使うのではいくら違うのか

では、都心部で維持費のもっとも安い軽自動車を購入して所持する場合と、カーシェアリングを使い続ける場合ではどちらの方が安いのか考えてみます。期間は5年間、年間1万キロ走行すると想定します。

マイカーを所有する場合にかかる費用は以下のとおりです。なお、ガソリン代はレギュラーガソリン(1リットル140円)、燃費は1リットル15キロを想定します。

軽自動車(年間1万キロ走行)
車両本体価格 1,600,000円
ガソリン代 93,000円×5年=465,000円
自動車税 10,800円×5年=54,000円
駐車場代 10,000円×60ヶ月=600,000円
自賠責保険料 34,820円(3年)+25,070(2年)=59,890円
車検代(重量税込) 70,000円×2回=140,000円
消耗品代 20,000円×5年=100,000円
任意保険料 50,000円×5年=250,000円
合計 3,268,890円

上記の表から分かるように、維持費が最も安い軽自動車を年間1万キロ走行するとなると、300万円以上の費用が必要になります。

カーシェアを利用する場合

カーシェアを使用する場合はどのような料金になるのでしょうか。

ある程度公共交通機関が発達した場所であれば、公共交通機関と併用してカーシェアリングを利用するのが現実的でしょう。

移動全体のうち、公共交通機関(電車・バスなど)が30,000キロ、カーシェアリングが半分(一般道15,000キロ、高速道路5,000キロ)での使用を想定し、一般道は時速30キロ、高速道路は時速60キロで走行するとします。

カーシェアを利用する際、旅先での休憩時間や買い物の時間などを考慮し、使用時間は運転時間の2.5倍で考えます。

また、タイムズは15分で206円なので、1時間の利用で824円かかると考えて計算します。

一般道での走行時間は15,000キロ÷30キロ/時間より、約500時間です。

高速道路の走行時間は5,000キロ÷60キロ/時間より、約85時間です。

一般道、高速道路の使用時間の合計は585時間です。2.5倍の時間使用したと仮定するので、乗車合計時間は約1463時間です。

初期費用 1,550円
月額費用 1030円×60ヶ月=61,800円
利用料金 824円×1463時間=1,205,512円
無料利用分 -61,800円
合計 1,207,062円

また、公共交通機関を利用する場合は、日常の買い物など会社負担の定期代でまかなうことが多いのではないかと思います。

仮に定期圏外へ1ヶ月間に1万円の公共交通機関の利用があるとしても、5年間で60万円です。これを合わせても、カーシェアと公共交通機関を併用すれば200万円を超えません。

単純に計算してみましたが、マイカーを持つ場合と公共交通機関とカーシェアリングを併用した場合、5年間で100万円近い差がでます。

公共交通機関がなく、何をするにも車がなければ行動できない地域であれば車は必要な道具になるでしょう。

しかし、都市部のように公共交通機関が発達した場所であれば、車を所有するより、カーシェアリングと公共交通機関を併用するほうが安く済みます。

さらに、家の前にカーシェアリングの拠点があれば、もはや維持コストがかからない「マイカー」のように使うこともできるでしょう。

カーシェアの会社は何社もあるが、何が違うのか

私の利用している「タイムズ・カー・プラス」は、日本国内では最多の会員数を誇り、業界No1の地位を築いています。そのほかに、「オリックスカーシェア」「カレコ」などがあります。

これらの会社に細かな利用規定やサービスの違いはあるものの、驚くほど大きな違いはありません。

「業界2番より、1番のほうが良さそう」と考える人がいるかもしれませんが、一概にそうとは言い切れません。

なぜなら、家の近くで手軽に利用することができるほうが便利だからです。

例えば、家の前にあるのが業界2番手、家から歩いて20分以上かかる場所に業界1位のカーシェアの拠点がある場合、わざわざ20分歩く場所を好んで選ぶでしょうか。

業界1番であることにこだわりがあるか、歩く時間が長い方がいいか、よほどの理由がない限り多くの人は近くにある拠点を選ぶでしょう。

このように、会社の違いというよりは拠点の近さや便利さを基準にして選んだ方が、良いといえます。

保険は大丈夫なのか

カーシェアリングの会社によって多少の違いはありますが、基本的には「対人・対物・車両・人身補償」が適用されています。つまり、利用する際に保険に申し込む必要がないのです。

ここがレンタカーと大きく違う点です。レンタカーの場合、車を利用する毎に保険を申し込む必要があります。一方、カーシェアは利用料の中に保険料が含まれています。

そのため、車を利用するごとに保険に加入する必要がありません。ただし、万一事故を起こしてしまった場合、迅速に警察に「現場検証」をしてもらう必要があります。

「警察沙汰にしたくない」と考えて、示談で解決しようとする人がいます。しかし、カーシェアの車自体が他人の車であることを考えれば、独断で解決しようとすべきではありません。

他の車と接触したり、細い道で民家やガードレールにこすったりする等、たとえ軽微な事故であっても車にトラブルが発生した際は、警察に連絡し現場検証をしてもらうようにしましょう。

まとめ

ここまで、カーシェアリングとマイカーを持つ場合の違いを説明してきました。

私自身の経験から、カーシェアリングのサービスはマイカーに代わる交通手段になりうると考えます。ただし、カーシェアリングを利用できる駐車場が家の近くにあることが前提です。

もし、マイカーを購入しようかカーシェアリングを利用しようか考えているのであれば、カーシェアリングを利用してみることをお勧めします。

カーシェアリングを使ってみて、「自分の生活には合わない」と判断する場合もあるでしょう。そのような場合でも、初期費用がほとんどかからないため、マイカーのある生活に容易に切り替えることができます。

マイカーを持とうか、カーシェアリングを利用するか迷っているのであれば、まずはカーシェアリングを利用して自分の生活に合うか考えてみましょう。

その上で、カーシェアリングで快適に生活できるのであればカーシェアリングを利用するようにしましょう。


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