買って2年、3年しない軽自動車を車が交通事故に巻き込まれてしまったとき、どれくらいの修理費用が必要になるのか想像もつきませんよね。

「車が生活必需品なので、車がない生活はありえない。けれど、新車を買う余裕はとてもない」と悩んでしまうものです。

このページでは、あなたがどうしようか悩んでいる事故車の軽自動車をどうすればいいのか、また事故前よりも快適なカーライフに戻るにはどうすればいいのか解説していきます。

事故車の軽自動車の修理費用はいくらか

交通事で損傷した事故車の修理費用は状況によって変わります。たとえば、すれ違いでちょっとこすった場合と、正面衝突で車が大きく凹んだ場合では修理内容がちがうため、費用が変わってきます。

ちょっとかすった程度であれば、10万円もかからず修理が完了することが大半です。

一方、大きな部品を大量に交換しなければならない場合、修理費用が50万、100万円と高額になります。詳しくは、「」どうして、これほど修理費用が高くなってしまうのでしょうか。

修理費用の大半は、車屋さんの人件費

車は部品を交換する過程で「分解」「整備」の工程があります。この2つの工程は「整備技術料」という項目として、部品代とは別で請求されます。

「整備技術料」と聞くと、何の費用なのか直感的には分かりませんよね。要するに、「人件費」のことです。

たとえば、軽自動車の前輪あたりをぶつけてしまって自走できないほどの事故を修理する場合、修理完了までに次のステップが必要になります。

  1. 事故部品の取り外し
  2. 交換部品の購入
  3. 交換部品と取り付け
  4. 事故部品の処分

このすべてのステップで人の作業が発生するため、人件費が発生するのです。

特に、1つの部品が100キロ以上の重さがある「エンジン」などの重量物を交換する場合、人力で取り外すのは不可能なため余計な手間がかかります。

そうなれば、部品代は2万円以下で安く済んでも、たった1つの部品を取り付けるためだけに人件費が10万円近くかかることも珍しくないのです。

大規模な修理をするほど、人件費を余分に払わなければならなくなることを覚えておきましょう。

修復歴のある軽自動車によくあるトラブル

「修理も無事に終わったし、これで全て元通り」とならないのが車の怖いところです。

あなたは、「修復歴車」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。修復歴車とは、骨格と呼ばれる車全体を支える部分を損傷した車のことです。

(絵)

実は中古車を売るときに、この修復歴車と呼ばれる車はまったく人気がありません。それは、修復歴があることによってトラブルが発生しやすくなるからです。

もし、あなたの車が「修復歴車」として修理を終えた場合、次に挙げるトラブルが起きやすいことを覚悟しておく必要があります。

エアコンが効かなくなる

正面衝突で損傷した修復歴車によく起こるのが、エアコンが効かなくなるというトラブルです。

無事故車であればホースや金属管などにヒビが入ることはないため、エアコンに使われているガスやホースを定期的に交換すればオッケーです。

しかし、修復歴車になると、段差を超えたときや高速で走行したときに無理な力が加わります。

すると、エアコンにつながっているホースや、金属にヒビが入って割れてしまうため、ガス漏れが起きてエアコンが効かなくなるのです。

まっすぐ走っているつもりなのに、ちょっとずつ曲がっていく

これは、車のどの方位からの衝突事故でも起こる恐れのあるトラブルです。このトラブルは、車の左右の重量バランスがおかしくなってしまうことによって起こります。

実は、自動車は製造段階で左右のバランスが保たれていることで、高速でもまっすぐ安定して走行することができるのです。

しかし、交通事故などのトラブルで左右のバランスが少しでも崩れてしまうと、車の重さが左右のどちらかにズレてしまうため、まっすぐ走ることができなくなります。

雨漏りしやすい

どんなにきれいに見える修復歴車であってもボディに歪みが残ります。無事故の車であれば、車に当たった雨がドアの隙間を通って上手く排水されるため、車内に雨水が侵入することはありません。

しかし、修復歴車の場合は事情が異なります。

どんなにきれいに修理しても、車に多少の歪みが発生してしまうからです。車は走行中に地面から衝撃を受けますが、多少の歪みがあると、少しずつ歪みが大きくなっていきます。

この歪みが大きくなってくると、いずれ雨水を上手く排水することができず、車内に雨水が侵入し始めます。これが、結果的に雨漏りになるのです。

友人や子供が雨漏りのせいで濡れるようなことなんとしても避けたいですよね。ただ、修理して乗りつづける事を選んだ場合、雨漏りが起きる事を考えなければいけません。

このように、事故車は修理後に何らかのトラブルが簡単に起きます。一度修理すれば、元通りというわけにはいかないのです。

では、事故して損傷してしまった車から、次の車に買い換えるときはどうすれば良いのでしょうか。

出費を最小限に抑えて乗り換える

「絶対に新車じゃないと嫌だ」というわけでなければ、程度の良い中古車を購入して乗り続ける方法があります。

実際、私も次の車に買い換えるのであれば中古車で十分だと考えています。なぜなら、中古車市場には状態の良い中古車が多いうえ、安く手に入れることができるからです。

ただし、ただ安い車を買えばいいわけではありません。少しでも良い状態で、長く乗れる車を買うには、これから説明する4点を満たしている車かどうか確認するようにしましょう。

状態の良い中古車を、最小限の予算で買うための4つのポイント

軽自動車を購入するときに注目すべきは、次の4つのポイントです。

  1. 事故車を少しでも高く売る
  2. 修復歴がない軽自動車を買う
  3. 新車登録から5年〜7年程度で、走行距離3万キロ以下
  4. 総額50〜70万円程度

これらの条件に合致している軽自動車であればかなり狙いめな軽自動車であるといえるでしょう。

なぜこの4点が重要なのかそれぞれ解説していきます。

事故車を少しでも高く売る

事故車は買取に出すよりも、廃車買取業社に引き取ってもらったほうが査定額が高くなる場合が多いです。

特に、あなたが車を買ったディーラーに査定を依頼して「廃車費用がかかります」「査定額はつけられません(無料引き取り)」という返事だった場合はチャンスです。

廃車買取業社であれば、車そのものではなく、部品や金属資源として再利用するノウハウを持っているため高く買い取ってもらうことが可能です。

なお、事故車を高く売る方法は「事故車なのに高い買取額になるのはなぜ?金額が高価い理由を解説」の記事さらに詳しくご紹介しているため、廃車査定について詳しく知りたい方は合わせて読むようにしてください。

修復歴がない軽自動車を選ぶ

修復歴がある軽自動車よりも、修復歴の無い軽自動車のほうが望ましいです。なぜなら、ここまで説明してきたように、修復歴のない車のほうが故障しにくいからです。

たとえば、同じ車種で次のような条件の軽自動車があるとします。

  • 修復歴なし:年式5年落ち、走行距離2万キロ、総額60万円
  • 修復歴あり:年式3年落ち、走行距離1.5万キロ、総額45万円

この情報だけだと、修復歴ありの車のほうが新しく、廉価部品が少なそうなのでよく見えますよね。しかし、修復歴ありの車はまっすぐ走れなかったり、雨漏りのリスクがあったりすることを考えなければいけません。

雨漏りの修理費用の相場は、ドアとボディの間にあるパッキン(ゴム部品)を交換で5〜15万円、フレーム補修であれば10〜100万円と非常に高額です。

このように、中古車購入後の修理を考えなくても良い点で、修復歴が無い車を選ぶようにしましょう。

新車登録から5年程度で、走行距離3万キロ以下

中古の軽自動車を買うときに、年式が新しく、低走行距離の車にこだわれば価格が高くなるのは言うまでもありません。

反対に年式が古かったり、走行距離があまりにも長かったりすると安く手に入れることはできます。しかし、故障があったときの交換費用が高くなることを考えなければいけません。

そのため、年式と走行距離のバランスが取れた中古の軽自動車を選ぶことが大切です。

では、どの程度であればバランスが取れているのでしょうか。私は、新車登録から5年程度、走行距離3万キロ以下の状態の軽自動車がオススメです。

実は、車検で大きな部品交換が必要になるのは4回目(9年目)の車検か、走行距離が10万キロを超えたタイミングであることが多いからです。

特に、エンジンやクーラーまわりの部品はこのタイミングで一気に交換することが多く、車検費用が高くなりがちです。

ただ、4年も時間があれば次の車への買い替えを考えたり、家計の状況を見ながら乗り続けるか選ぶことができるでしょう。

総額50〜70万円の中古軽自動車がオススメの理由とは

なぜ50〜70万円の中古自動車がオススメなのでしょうか。たしかに、安い軽自動車であれば100万円以下で新車が買えますし、状態を選ばなければ10万円も支払わずに中古車を購入することも可能です。

しかし、この価格帯の中古軽自動車をおすすめする理由があります。それは、「比較的状態が良く、長く乗り続けることができる」価格帯だからです。

中古車の販売価格は会社や地域によって多少の違いがありますが、この価格帯の中古車の軽自動車は掘り出し物が多いです。

実際、私が今まで中古車を見て回って「古いけれど、状態がめっちゃいい!」と思ったのはこの価格帯でした。

また、この価格帯の軽自動車であれば丁寧に扱えば15年以上乗り続けることも可能です。将来かかる費用も含めて節約したいのであれば、この価格帯の中古軽自動車を選びましょう。

激安の中古軽自動車を買って、失敗した友人の例

では、激安の車を買った場合に何を考えなければいけないのでしょうか。私の友人がこれについて痛い経験をしたので紹介します。

友人は総額15万円の走行距離13万キロで15年落ちのコンパクトカーを買ってから、1年経過しないうちにエンジンに異常が出たため修理に出しました。

結局、車を修理依頼したものの修理代が40万円を超える金額にになってしまったため、最終的に別の中古車に乗り換えました。初期費用は安く済んだものの、結局最終的な支払い金額は高くなってしまったのです。

「こんなことなら、最初から購入金額をケチらなければよかった」と言っていました。

年式が古かったり、走行距離が伸びていたりする中古車ほどトラブルが発生しやすくなることを覚えておきましょう。

まとめ

ここまで解説してきたように、事故した軽自動車を修理して乗り続けても結果として多額の費用が発生してしまいます。

少しでも節約したいために、安い車を買ったせいで修理費用が高くついてしまっては本末店頭ですよね。

そのため乗り換えるときには、費用と状態のバランスが取れた中古車を買うようにしましょう。


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