事故車の買取りで値段がつくのかどうか分からないために、お金を払う必要がないのに支払っていたり、高値で売れるはずなのに、0円で引き取られてしまったりしている人は多いです。

このように車に値段がつかないと考えてしまう理由として、次のことが挙げられます。

  • エアコンが動かなかったり、振動が激しかったりて、売却できるかわからない
  • 動かなくなった車があるが、どうやって手放したら良いかわからない
  • 年式が古くて買い取りが不可能と言われた
  • 近所の買取業社が信頼できるか不安
  • できれば少しでも高く事故車を売りたい

次の新車を手に入れるために下取りに出すにしても、ただ処分するにしても、せっかく手放すのであれば少しでもお得に手放すことができたほうが良いですよね。

そのような悩みを抱えているのであれば、事故車の専門業者に売却することをおすすめします。

事故車を売却する上で、このような悩みを抱えている人は多く見られます。このページでお伝えすることを参考にして、少しでもお得に車を売却するようにしてください。

事故車の定義

事故車の定義をここで一度おさらいしてみましょう。一般的には字のままに、「事故を起こしてしまった車」のことだと思われています。

実は、事故車は「修復歴車」ともいい、車体の骨格部分を損傷または、修理した車のことを指します。骨格部分とは、以下写真の色が付いている部分のことを指します。

出典:ガリバー

この色がついている部分を損傷した場合、車の構造上交換が不可能なため価値が大幅に下がってしまうのです。たとえば、ドアやトランクは衝撃を受けて変形してしまったとしても、部品として手に入れることができるため交換することが可能です。

しかし、色の付いている部分に関して言えば、色がついている部分全体で一つの部品であるとみなされます。そのため、交換するとなると、車のボディそのものを交換しなければならなくなるため、簡単に交換することができないのです。

このような理由から、色の付いた部分を損傷してしまうと査定の段階で事故車、つまり修復歴車として扱われてしまうのです。

エアコンの故障や、装備が故障した車は事故車ではない?

では、エアコンが故障して動かなかったり、窓のモーターが壊れて開閉できなかったりする車はどうなのでしょうか。この場合、前述の骨格がダメージを受けていないので査定の上では修理歴車としては扱われません。

ただし、そのような車を欲しがる人はいませんので、ディーラーや中古車買取業社に査定を依頼しても引き取ってもらえない恐れがあります。

なぜなら、ディーラーや中古車販売業者は「乗れる車」を売却することを前提に買取りを行なうからです。

日本の場合、夏は高温高湿度であるうえ、冬は極寒なのでエアコン無しで乗ると言うのは無理があります。また、雨が降っている日に窓が空いたままで走るのは考えられませんよね。

そのため、買取の時点で不備のある車をディーラーや中古車買取業社が買取ると、中古車として販売するために、修理する必要があるのです。

当然ながら、修理に関係する部品代や人件費が中古車を販売する料金に上乗せされるため、さらに売れにくくなります。

このように、修理歴はないものの買い手がつかないような車は、車の販売業者は在庫になることを恐れて買取る事ができないのです。

事故車に対する査定額の影響

事故車は当然ながら、無事故の車に比べて査定額が大幅に下がることは避けられません。なぜなら、骨格を損傷してしまった車は何らかの走行上の不具合が出やすくなるからです。

たとえば、一般的に交通事故を起こして修復した車はまっすぐ走れなくなると言われています。

なぜなら、車のフレームというのは微妙なバランスを保っているからこそ、軽量かつ安定した走りができるのです。

たとえば、新品のコマを回転させると綺麗に回転し続けますよね。これは、コマ全体のバランスが取れているからこそ、フラフラせずに回り続けることができます。

しかし、コマの一部分でもえぐれたり、欠けたりしてしまうとコマは回転し続けることができなくなりますよね。これは、バランスを取って回転することができなくなったためです。

車が損傷したときもこれと同様です。一度でも骨格が損傷してバランスが崩れてしまうと、走行中に車全体のバランスが取れなくなってしまうため、まっすぐ走れなくなってしまうのです。

当然ながら、バランスが取れていない不良車を積極的に買いたいという人がいないことは容易に想像がつきますよね。このことから、修理したことのある車の査定額が低くなってしまいがちなのです。

事故車の下取りは0円はおろか、引き取ってもらえないこともある?

事故車は最悪の場合、査定額がつかないどころか、引き取るのに費用を請求される場合もあります。

なぜなら、たとえ動かすことができたとしても、前述のように次の買い手がつかないため売れないからです。さらに、エンジンが動かない車である場合、レッカー代や処分費用が必要になります。

たとえば、買取業社によっては、次のような費用を請求される恐れがあります。

  • 運搬するためのレッカー費用(約1万円)
  • 車の処理費用(約1万円)
  • 廃車に関する行政書類の作成費用(約1万円)

このように、車を処分するためには3万円前後の処分費用が必要になってしまうのです。

事故車なのに高く買取る業社がいる!?

しかし、まったく動かすことができないような事故車であっても、費用を請求されるどころか、あなたにお金を支払ってでも買取りたいという業社がいることはご存知でしょうか。

その業社とは、「事故車買取の専門業者」です。なぜあなたがお金を支払うどころか、業社からお金をもらってまで事故車を引き取ってもらうことができるのでしょうか。

部品取り、海外輸出に強い事故車買取の専門業者ほど高く買取る

実は、廃車の中にも使える部品というのは必ず眠っています。たとえば、あなたも車が何からできているかはご存知ですよね。そう、「金属」です。

実は、金属を買い取っている業社にとって、動かなくなった事故車は宝の山です。

出典:大畑商事

このように、車は金属の塊といえるため、1円も価値がないことはありえないのです。ただ、金属としての価値しかないのは、あくまで最悪の場合です。

車には3万点以上もの部品が使われていると言われています。その部品の中には、近所のホームセンターで簡単に手に入るネジから、他の車から部品を取ってこないといけないような部品もあるのです。

つまり、「そこそこ使える部品で良いから、安く手に入れたい」という人にとっても事故車というのは宝の山であるといえます。

実は、そのように部品単体を安く手に入れたいという人は、国内・海外問わずに非常に多くいます。

なぜなら、海外では車というのは乗り換えるようなものではなく、一生涯に渡って乗り続けるものだと考える人が多いからです。特に、発展途上国の国であるほどこの傾向は強いです。

たとえば、以下の写真は実際に私がフィリピンで目の当たりにした写真です。

事故車

この車のように塗装がボロボロになっていることはもちろんのこと、ドアが閉まらなくなったり、エアコンが壊れたりしていもエンジンが動く限り乗り続けるのです。

まとめ

ここまで、解説してきたように事故車であっても高値で買取をしてもらうことが可能です。車は金属の塊であると言えるため、分解してリサイクルすることができるからです。

ただ、事故車買取の専門業者の中にもこれらのことを隠して処分費用を請求する業社もいます。そうなれば、払う必要のないお金を支払わなければいけなくなってしまうのです。

そのため、信頼できる業社に事故車の買取を依頼することが重要になります。

あなたの事故車をお得に処分するためにも、ここで解説してきたことを押さえて業社に買取依頼するようにしましょう。

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