車で何らかの事故を起こしてしまったとき、パニックになってしまい、どうすればいいのかわからなくなりますよね。

都会とは違って、車がないと生活が成り立たない地方に住んでいる人であれば、急いで代わりの車を用意する必要があります。

このとき、多くの人は次の2択を迫られます。

・修理をして乗り続けるのか

・廃車にして買い換えるのか

保険や事故手続きを抱えながら冷静に判断している余裕はないけれど、どちらにするのか決めなければいけないでしょう。

私が今まで聞いてきた事故後の対処で満足度が高かったのが、事故車は修理しないで処分し、中古車を次の車に選ぶという方法です。

なぜ修理せずに、新車ではなく中古車に買い換えたほうがいいのか、この記事では解説していきます。

事故車に乗り続けるメリットは何もない

結論からいうと、事故車に乗り続けるメリットはなにもありません。なぜなら、「今すぐの出費額が少ない」が、「将来の修理費用が高くなる」からです。

たしかに、次の車に乗り換えるのではなく、修理して乗り続ければ、修理費用だけで乗り続けることができます。しかし、長期的に見た場合、本当に出費額が安く済むかというと、安く済まない場合のほうが多いのが現状です。

実は、事故車を修理して出費額が安く抑えられたとしても、次に挙げる3つのデメリットは常に付きまといます。

  1. 安全性が落ちる
  2. 修理済みの車でも売却時の価値が大幅に下がる
  3. 修理して売るなら、無駄な人件費を払うだけ

それぞれ詳しく解説していきます。

安全性が落ちる

卵の殻

自動車には骨格(「フレーム」ともいう)と呼ばれる部分があります。この骨格を損傷してしまうと、どれほど素晴らしい修理をしたとしても安全性が落ちます。

骨格(フレーム)とは以下の図で解説している箇所のことを指します。

出典:日本自動車査定協会

なぜ骨格(フレーム)を損傷すると安全性が落ちるのでしょうか。

それは、大半の車はモノコック構造を採用しているからです。モノコック構造とは、無事故の状態では外部からの力に強い代わりに、一度でも事故などで損傷すると、外部からの衝撃に極端に弱くなってしまうのです。

たとえば、モノコック構造は卵の殻に例えることができます。卵の殻は割れていない状態であれば外側から押しても、簡単には割れませんよね。

しかし、一度でも割れてしまうと外部からの力に弱くなってしまいます。割れた卵をテープなどでくっつけても、割れていない卵より割れやすくなってしまうのです。

モノコック構造もこれと同様で、一度でも骨格(フレーム)が損傷してしまうと、外部からの衝撃に弱くなってしまうため、安全性が落ちるのです。

当然ながら、無事故車よりも修理歴のある車のほうが、万一大きな交通事故を起こしたとき、命を落としやすくなるのです。

修理済みの車でも売却時の価値が大幅に下がる

修理した事故車は無事故車に比べると、売却するときの査定額が大きく下がります。

なぜなら、事故車よりも無事故車のほうが圧倒的に売れやすいからです。事故車は無事故の車の3分の2程度の価格で販売されることが多いですが、なかなか売れないようです。

事故車の方が、無事故車より価格が安く設定されていたとしても、前述のように事故時の安全が確保できない、乗り続ける中で雨漏りが起きやすいなどのリスクがあります。

雨の日にスーパーで買ったものや、家電量販店で買った荷物が雨水で濡れるのは誰だって嫌ですよね。

このように、事故車は修理しても売れにくいのです。

修理して売るなら、無駄な人件費を払うだけ

もしあなたが、「とりあえず修理して、しばらく経過したら乗り換えよう」と考えているのであれば、無駄な人件費を払うことになる恐れがあります。

なぜなら、修理費用の内訳は部品代よりも技術料のほうが大きいからです。技術料とは、部品を交換するため過程で発生する工賃や設備使用料をひとくくりにした言い方です。

修理費用の明細を確認すると、人や設備に関する費用は、ひとくくりに「技術料」とかかれています。

たとえば、損傷したエアコンを交換する場合、すぐに交換して終了というわけにはいきません。交換部品を業社のネットワークで探したり、壊れたエアコンを廃棄する手間がかかるからです。

部品を探す手間が長引いたり、設備を使う時間が長くなったりすれば当然ながら技術料が高くなってしまうのです。

このように、修理した後にすぐ売ってしまうのであれば、無駄な費用を支払うだけになる恐れがあります。

損傷部品が他の部品の寿命を縮める

実は、損傷した部品だけ交換すれば元通りにならないのが車の怖いところです。たとえば、交通事故の影響で車体に少しでも歪みが出てしまうと、その歪みが周囲に拡大していきます。

事故車のリスク

たとえば、自動車のエンジン関係の部品は、コピー用紙1枚分よりも小さな歪みが出てしまうだけで、異音が大きくなったり、オイルが漏れる原因になったりします。

修理してから2〜3ヶ月もしないうちに、不具合が出てきて、半年しないうちに故障して修理が必要になったとなっては嫌ですよね。

このように、一度でも事故を起こした車を完全に修復し切るのは不可能に近いです。その結果、不良箇所が拡大してしまい、最終的に重大な事故に繋がる恐れがあるのです。

事故直後に、修復歴無し(無事故車)の中古車に乗り換えるメリットとは

では、事故車に乗り続けるメリットが何もないことがわかったところで、どうすればいいのでしょうか。

それは、修復歴の無い中古車に乗り換えることです。もちろん、全員が新車に乗り換えることができれば、それに越したことはありません。

しかし、経済的な理由や、すぐに車が必要といった理由からで新車に乗り換えることができない人が大半です。

実は、安い中古車への乗り換えをおすすめするのは、3つのメリットがあるからです。

すぐに乗り換えができる

中古車は新車に比べると、乗り出し(納車)までにかかる時間が非常に短いです。

新車であれば、購入手続きをしてから納車までに2週間以上かかることがほとんどでしょう。

人気車種にもなれば、1ヶ月以上先になることもあります。

しかし、中古車の場合は「ガリバー」などが紹介している、中古車探しのサービスを利用することで、欲しい車をすぐに探し出し、乗り換えることができます。

最寄りの店舗に欲しい車があり、車検もすぐに通せる状況であれば、数日以内に納車までこぎつけることも可能でしょう。

新車に比べ買い換え費用が安い

中古車は新車に比べると車両の価格が安いのも魅力です。

乗り換えにかかる費用がいきなり200万円以上かかることが多いのに対して、中古車であれば100万円以内で簡単に乗り始めることができます。

特に、車のローンが残っている場合、中古車への買い換えなら出費は最小限におさえることが可能です。

また、新車を買うためにローンを組む場合、期間が長くなればなるほど、金利分の余分な支払いが発生します。

無駄な費用の支払いを防ぐためにも、事故後は安く手に入る中古車のほうが良いのです。

新車に乗り換えるための準備ができる

新車ではなく、中古車への買い替えをオススメしているのは、冷静に判断できる時間がないからです。

急いで買い換えて失敗

事故直後というのは、保険や廃車の手続きを進めるために慌ただしいものです。

そんな中で、自分の欲しい車の機能や装備は何か冷静に考えている時間はありません。また、ローンの返済計画を考えている時間もないでしょう。

急いで新車を買った結果、不満ばかりが目立って、満足いく買い物にならなかったらもったいないですよね。

買い換え成功

しばらくは安い中古車に乗って、その間に欲しい新車をじっくり探しつつ、資金などの準備を進めるほうが、最終的に欲しい車に乗り換えることができます。

事故車の有償引取りは時代遅れ?事故車は無料引取りか買い取ってもらうのが正解

車の乗り換えが決まったら、次は事故車の処分方法について考える番です。

ディーラーや販売店に廃車について聞くと、「車を買ってくれるなら無料で引き取るけど、廃車だけなら有料だよ」という返事が来るでしょう。

なぜならディーラーや販売店が廃車をするためには、次の費用が必要になるからです。

  • 廃車業社までのレッカー代
  • 廃車の書類手続き代行費用
  • 解体費用

これらの費用は、あなたが車を買ってくれた場合であれば、新車や中古車の販売費用から発生する利益で相殺できるため、無料で対応してくれるのです。

しかし、車を引き取って廃車するだけであれば上記の費用がかかるため、費用を請求されることになるのです。

そこで、オススメなのが「カーネクスト」などの廃車専門の買取業社に事故車の引き取りを依頼することです。

廃車専門の買取業社は事故車売却のプロ

自動車には使われている部品数がどれくらいあるかご存知でしょうか。

その数は2〜3万点もあると言われています。これだけの数の部品が一度に使えなくなってしまう事故は、ほぼありません。

正面衝突や整備不良であっても使える部品の数のほうが圧倒的に多いでしょう。

廃車専門の買取業者はこれらの部品を細かく分けて、部品ごとに価格がつく業社へ売ることで利益を出しています。

つまり、事故車であっても高く買い取ってもらうことができるのです。

  • 廃車の費用を請求される業社
  • 事故車に対して査定額が付き、買い取ってくれる業社

この2社の選択肢があるのであれば、お金を払ってくれる業社に引き取ってもらったほうがいいですよね。

そのため、事故車はディーラーや中古車販売店に引き取ってもらうのではなく、廃車専門の買取業社に引き取ってもらうようにしましょう。

まとめ

事故車に乗り続けるメリットが無いことを解説してきました。事故車は修理して乗り続けないようにして、まずは無事故(修理歴無し)の中古車に買い換えるようにしてください。

また、中古車買い換えについても、廃車専門の買取業社に依頼することで高く売ることができます。

廃車専門の買取業社については「事故車なのに高い買取り額になるのはなぜ?金額が高い理由を解説」で、廃車専門の買取業者が高く買い取れる理由を解説しているので、合わせて読むようにしましょう。


私が過去に車の売却をしたとき、新車を販売するディーラーと、中古車買取専門店の査定額を比較してみたところ、34万円の差額をつけて中古車買取専門店に買い取ってもらいました。

私が実際に利用した中古車買取専門店は買取台数日本一の「ガリバー」。全国どこでも出張して査定してくれるだけでなく、代車の貸出しなども気軽に対応してくれます。入力はとても簡単、「車種」「年式」「走行距離」以外の、車の細かい情報を入力する必要はありません!45秒で終わり、無料で使えるサービスなので気軽に試してみてください。

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