軽トラックを廃車するときにお金がかかると思っている人というのは想像以上に多いです。なぜなら、たいていの場合修理費用の見積りをとってから処分を検討するからです。
しかし、廃車買取業者に依頼すればお金がかかるどころか、10万円や20万円という金額で買い取ってくれます。
なぜなら、軽トラックは農業、漁業、林業、工事など多くの分野で乗られている車だからです。
お金をって処分する予定の車に査定額が付くのであれば、廃車買取業者に見積りを依頼しない手はありませんよね。
この記事では、あなたが軽トラの売却で失敗しないために、どうすればお得に売却する事ができるのか徹底して紹介していきます。
業者によって廃車の方法が違うって本当?
日本には動かなくなった軽トラの回収に対応している業者は多数ありますが、大きく3つに分類することができます。
それは、「新車ディーラー」「中古車買取店」「廃車買取業者」の3つです。それぞれにはメリットとデメリットがあります。
買取金額 | 対応の面倒さ | 認知度 | |
---|---|---|---|
新車ディーラー | × | △ | ◯ |
中古車買取店 | △ | × | ◯ |
廃車買取業社 | ◯ | ◯ | × |
あなたがこれから軽トラックを手放すとき、引き取り先として検討することになるのは上記の3社です。それぞれのメリットとデメリットを解説します。
新車のディーラー
新車ディーラーは、軽トラを廃車するときに誰もが最初に思いつくのではないでしょうか。
あなたが既に、次の軽トラックや軽バンなどを新車で購入することを検討しているのであれば、新車購入と同時に軽トラを引き取ってもらうことが可能です。
この方法は、動かなくなった車を手放すときにはもっとも一般的な方法です。ただ、残念ながらもっとも損をしてしまうのがこの方法です。
顔見知りのディーラーにに売るのが安心?
新車ディーラーに廃車予定の軽トラを引きとってもらうメリットは、顔なじみがあるため依頼しやすいということです。
知らない業者に依頼するよりも、既に購入のときにお世話になっている新車ディーラーに査定を依頼するほうが、なんとなく安心感がありますよね。
そのため、多くの人はこの方法を利用しがちです。ただ、新車ディーラーにもデメリットがあります。
それは、新車購入を条件に0円で引き取るか、新車購入をしないのであれば廃車の費用を請求される恐れがあるということです。
「動かない軽トラに価値なんかないのだから、無料で引き取られるだけいいのでは?」と考えているのであれば、非常にもったいないです。
後で詳しく説明しますが、「動かない軽トラ」は高く売ることが可能です。
新車ディーラーの利益は、新車を販売したり、車検を依頼してもらったりすることで発生します。逆に言えば、新車購入や車検の依頼以外ではなかなか利益が発生しません。
つまり、新車ディーラーにとっては廃車の引き取りというのは、「新車購入の特典」のようなものなのです。そのため、廃車の引き取りだけを依頼する場合、利益にならないため引取りの費用が発生してしまうのです。
そのため、「どうしても、知っている店にしか軽トラを引き取って欲しくない」という場合を除いて、メリットはあまりないといえるでしょう。
中古車買取店に
新車ディーラーについで引取り先で多いのが、この中古車買取店です。新車を購入せずに、中古車の自動車に買い換える場合、中古車を購入する代わりに、廃車にする軽トラックを引き取ってもらうのです。
新車ディーラーと同様に、中古車の購入という条件で無料で引き取ってもらえることがほとんどです。
しかし、ただ単に引き取ってもらうだけとなると、廃車になった軽トラの回収費用を請求される恐れがあります。
なぜなら、中古車買取店は少しでも中古車を買い取り、買い取った金額に利益分の価格を上乗せして販売することで利益を生みだしているからです。
つまり、問題なく乗り続ける事ができる車であれば、中古車買取店は高く買い取ってもらえますが、動かない廃車を引き取ってもらうのであれば利益になりません。
廃車買取業者
ここまで説明してきたように、新車ディーラーや中古車買取店は廃車を引取ってもそのまま売却することができません。そのため、無料で引き取ることができないのはここまで説明してきた通りです。
しかし、どんなに動かない軽トラであっても無条件で無料で引き取るどころか、あなたにお金を払ってまで引き取ってくれるのが廃車買取業者です。
なぜ、廃車買取業者はあなたの動かなくなった軽トラにお金を払ってくれるのでしょうか。それは、廃車買取業者は軽トラを分解して部品単位で販売することができるからです。
軽トラックを3つの業者に査定依頼したときの比較
では、上記で解説した新車ディーラー、中古車買取店、廃車買取業者に査定依頼した場合、査定額はどのように違ってくるのでしょうか。
事故・廃車寸前の軽トラックを高く買い取ってくれる理由
実は、自動車は2〜3万点の部品から構成されています。例えば廃車の軽トラから取り出せる部品には次のようなものがあります。
部品名 | 写真 |
---|---|
窓ガラス | |
エンジン | |
ホイール・タイヤ |
上記の表はあくまで一例ですが、これ以外にも廃車買取業者は大量の部品を取り出して、販売することで利益を生みだしています
そのため、新車ディーラーや中古車買取店のように車が動かないような状態でも、部品単体がお金になるため高額で買い取ってもらうことが可能なのです。
軽トラックの廃車査定で損しないために押さえる3つのポイント
依頼する前には次の3つのポイントを必ず確認して、査定依頼するようにしましょう。
- 買取後の減額が一切発生しない
- 全国にネットワークがある
- 気軽に廃車に関する相談ができる
これらのポイントを満たした廃車買取業者に依頼しないと、貴重な時間を取られるばかりか、金銭的に損してしまう恐れがあります。
会社の規模が大きいからと言って必ず安心とは限りませんので、一つ一つきちんと確認するようにしましょう。
買取後の減額が一切発生しない
「買取後の減額」とは、査定が終わった後に、「重大な欠陥が見つかったから、最初に示した査定額から減額する」と業者が言ってくることです。
これは一部の悪徳業者が利用する、車を安く買取るための手口です。たとえば、以下に被害にあった人の投稿を紹介します。
愛車を査定してもらい、良い値がついたので売ることにしました。先週の火曜日22日に査定をし、その場で引き取ってもらい入金予定日は月末でした。
私の車は事故車で、修復歴がある車でした。そのことは事前にお伝え、修復歴が分かる書類もお渡ししました。
引き渡し時に「メーター改ざん、大きな修復歴がある場合については返車になります。査定額からの値引きは一切しません。100%支払いか、返車です。」と言われ、この時点で私の車は修復歴あるのに大丈夫なのか?と思いましたが、大概は問題ないと言われ入金を待ちました。
昨日28日に、再査定?した際にフレームの大きな歪みがありましたので返車の可能性があります。80%の確率で返車です。うちでは事故車は買い取らないんです。とその日1度目の電話がありました。
2度目の電話で、お客様が希望であれば減額でよければこのまま進めます。と言われました。
出典:Yahoo知恵袋
このように、最初に提示した金額と実際に支払う金額が違ったり、そもそも後から買取の対象外と言ってきたりする悪質な業者もいます。
そのため、依頼するときは、減額が一切ない業者なのかどうか、売買契約書の内容を精査したり、口頭で確認するようにしましょう。
全国にネットワークがある
全国に買取のネットワークがあることも重要です。なぜなら、せっかく依頼したのに買取りができないとなってしまっては意味が無いからです。
極端な例ですが、北海道に住んでいる人がネットで業者を見つけて連絡したら、鹿児島の会社だったということもありえます。
この場合、そもそも廃車で生まれる利益よりも、回収費用のほうがはるかに高くついてしまうでしょう。そうなれば、買取拒否されるという悲しい事態になりかねません。
また、近くの業者であったとしても、明日引き取って貰いたくて電話したのに、「2週間待ってもらわないと引き取れない」と対応されることもありえます。
このように、少しでも自分の都合のいいタイミングで引き取ってもらうためにも、全国に買取ネットワークを持っている業者を見つけることが重要になります。
気軽に廃車に関する相談が無料でできる
軽トラの廃車は基本的には、業者に依頼すれば完了だと思われています。たしかに、自分で購入した軽トラを自分で廃車するのであれば、特に難しいことはありません。
しかし、親から譲ってもらった軽トラを使用し続けていたり、引っ越しで住所が変わったりした場合は事情が変わります。
たとえば、軽トラ売るときに車検証の内容と印鑑証明書の内容が違う場合、戸籍抄本(こせきしょうほん)などの公的書類が必要になる場合があります。
親切な業者であれば、廃車が完了するまで電話やメールで不明点を無料で、気軽に相談できます。また、どのような手続きをしたら良いかも理解できるまで親切に教えてくれます。
しかし、廃車買取業者の中には申込完了後に必要事項が書かれた書類だけ渡して、「全ての手続が完了したらご連絡ください」と放置する不親切な業者もいます。
疑問点があって相談したら「追加料金を払ってくれたら対応する」などと言われたら、私ならイラッとしてブチ切れるでしょう。それなら最初から依頼しませんよね。
そのため、気軽に無料で相談できる廃車買取業者なのかどうかもきちんと確認するようにしましょう。
廃車買取業者を利用して高く売る方法
上記の3つのポイントを満たした業者を利用することで、あなたの軽トラックを廃車するときに高く売ることができます。
この3つのポイントを押さえた業者が、「カーネクスト」です。
特に、上記の3点の中で最も押さえたいのは「全国にネットワークがある」ことです。
なぜなら、廃車に使われている部品を分解して売り切ることができれば、業者は大きな利益を生み出すことができるからです。
逆に言えば、業者が引き取った車の部品を売り切る事ができなければ、廃車は「宝の山」ではなく、「ゴミ山」となってしまうのです。
廃車の一括査定の恐ろしいポイントはこの点です。査定した業者が部品を買い取ってもらえるネットワークを持っていなければ、高く買い取ってもらうことができないのです。
さらに、「カーネクスト」は一括見積と違い1社が対応するため、電話の嵐に見舞われるようなことがありません。査定依頼後に法定書類や税金などの相談で気軽に相談できるメリットがあるのです。
高く売れるだけでなく、安心して引き取ってもらえる業者に査定を依頼したいのであれば、カーネクストを利用するのが賢い小方法といえるでしょう。
まとめ
ここまで解説してきたように、動かなくなってしまった軽トラや軽バンは、廃車買取業者に査定依頼することで高く売ることが可能です。
ただし、廃車買取業者によっても対応が違ってきます。査定依頼後も、廃車の手続きが完全に完了するまで丁寧に寄り添ってくれる会社を選ぶことが重要です。
軽トラックを含め、自動車は年々素材が強化されたり、エンジンがパワーアップしたり、小型化したりと進化し続けています。
今までお世話になってきた軽トラックを新しくすることで、日々の農業や買い物が楽しくなる姿は考えるだけでも楽しいですよね。
あなたがスムーズに新しい軽トラックに買い換えられるよう、このページで解説したポイントを押さえた業者に査定を依頼して、お得に廃車するようにしましょう。
なお、当サイトで紹介している廃車買取業者は上記の3点を全て満たした会社のみ紹介していますので、安心してご利用いただけます。
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車を売るときにもっとも大切なのが、「査定額を比較する」ことです。今まで大切に乗ってきた車だからこそ、最後は高く売りたいですよね。
実際に私が車の売却をしたときも、最初にディーラーに買取を依頼したときよりも、なんと23万円高く買い取ってくれました。ユーカーパックならたった1回の査定で、全国5000社以上の買取店がオークション形式で査定額を決めてくれます。入力も1分で終わり、無料で使えるサービスなので気軽に試してみてください。
一括査定サイト違って1社だけに依頼するので、一括査定で起こりがちな「電話が鳴り止まなくて困る」「比較している最中に売却を強要される」というトラブルも起きないので安心です。
今まで長い時間を過ごしてきた愛車だからこそ、少しでも高く売れたほうが嬉しいですよね!