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水没車の復活にかかる費用は?廃車せずに数十万円で売る方法も解説

水没車を復活させる方法をイメージさせる画像
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自然災害で車が水没してしまった場合、修理にどの程度かかるのか想像もつきませんよね。金額によっては渋々廃車にするしかなく、ガッカリしてしまう場合もあるかもしれません。

このページでは、「水没してしまった車が復活するのにかかる修理費」を解説していきます。

また場合によっては、修理費用が新車を買えるほど高くつく場合もあります。そのような高額な修理費がかかる場合、廃車の選択肢が頭をよぎるかもしれませんが、廃車では数万円にしかなりません。

水没車でも数十万円で買取してもらう方法がありますので、その方法も解説していきます。愛車が水没したショックから立ち直れないあなたの助けになれば幸いです。

水没車が復活できるのはどの程度?

水没車が復活できるかどうかについて、極論を言えばほぼすべての車を復活させることができます。ただし、浸水度合いによっては新車が買えるレベルの修理費がかかる恐れがあります。

交通事故などで車が損傷した場合は損傷した箇所を修復すればいいですが、水没した場合は水没した部位すべてが修理や交換の対象になるため、修理費用が高くなってしまうのです。

そのため、修理費用を確認してみて、買ったほうが良いのか、売ってしまったほうが良いのか判断するようにしましょう。ただ、どの程度を目安に水没車を手放してしまったほうが良いのか、正直分かりませんよね。

そこで、水没車を復活して乗るほうが良いのか、乗り換えてしまったほうが良いのか解説していきます。まずは下記の図を確認して、あなたの車が3段階中どこまで水没してしまったのか確認してください。

水没による修理費用の違いを解説する画像

 

  1. タイヤの水没(復活可能)
  2. マフラー(排気管)の水没(復活は難しい)
  3. 窓下まで水没(復活不可能)

結論からいうと、「1.タイヤの水没」レベルであれば復活させることができます。しかし、「2.マフラー(排気管)の水没」「3.窓下まで水没」の場合、復活させることはほぼ不可能だと考えてください。

それぞれのレベルの浸水が、今後乗り続けるのにどのような影響を与えるのか、また復活にかかる費用はどれくらいになるのか詳しく説明します。

タイヤの水没

タイヤが水没した状態

タイヤだけの浸水であれば、タイヤ内の水を抜いたあとに、タイヤとホイールを洗浄すれば今までどおり乗り続けることができます。

ただ、タイヤやの劣化が早くなる恐れがあるため、タイヤの買い替えは早めに検討したほうが良いでしょう。

なおタイヤを安く買うタイミングや方法については、「タイヤが安い時期っていつなの?安く買う方法教えます」で詳しく解説しているので、少しでも安く買いたい場合は合わせて読むようにしましょう。

もし水没してしまったタイヤを放置して乗り続ると、最悪の場合ホイールの腐食でタイヤが割れる恐れがあります。タイヤの空気が抜けないように、タイヤに入ってしまった水も自然には抜けません。

その結果、金属と反応してタイヤやホイールの不具合を招いてしまうのです。走行中にこのようなことが起これば、大事故を招きかねないので注意が必要です。

復活にかかる費用

タイヤとホイールの洗浄はすぐにしたほうが良いですが、タイヤそのものの交換は数年内以内で大丈夫です。

ディーラーやタイヤ専門店にタイヤの洗浄を依頼する場合、5,000円〜20,000円程度でメンテナンスしてもらうことが可能です。

マフラー(排気管)が水没

マフラーは、車の後ろに付いている排気管のことを指します。上記の赤丸で示した部分がマフラーと言われる部位です。

実は、この部分はマフラーのほんの一部でしかありません。全体図を示すと、以下のようになります。

出典:カーライフサポートネット

マフラーが浸水してしまった場合、以下の2通りがあります。

  1. マフラーの交換だけで済む場合
  2. エンジンから交換しなければいけない場合

多くの場合、マフラーが浸水すると「マフラー」と、「エキゾーストパイプ」の両方を交換することになります。

交換せずに乗り続けた場合、パイプの腐食が進行し、やがて穴が空きます。そうすると排気音が漏れるため、騒音で周囲の人に迷惑になるばかりか、車検に通らなくなります。

復活にかかる費用

マフラーを交換する場合、マフラーとエキゾーストパイプの部品だけで10〜30万円必要になります。さらに、交換するための工賃が2〜5万円程度必要です。

あなたの車の年式が10年以上落ちている場合、買取額よりも修理代のほうが高くなる恐れがあります。

また、残念ながら、マフラーを交換しても床下やシートが浸水していれば、シートのクリーニング代や床下のコーティング費用なども含めて、復活にさらなる費用がかかります。

窓下まで水没

泥だらけになったエンジン内部

窓下まで水没してしまった場合、修理は不可能だと考えてください。

なぜなら、ほぼすべての部品を新品に交換しなければ、再び乗れる状態に戻らないからです。

たとえば、エンジンはリビルト(再利用)エンジンを交換するだけで100万円以上かかります。それ以外にも、防サビ処理やケーブル類の交換などで更に修理費用がかかることになります。

復活にかかる費用

窓下まで水没した場合にかかる修理費用は、100万〜200万円になります。物理的に修理することは不可能ではありませんが、修理費用で新車が買える場合がほとんどでしょう。

さらに、このような状態の水没車を修理して乗り続けたたとしても、意図しない電装系のトラブルを招いたり、クリーニングしきれなかった部分が悪臭が発生したりします。

このような理由から、水没した車に強い思い入れがあって手放したくないのであれば話は別ですが、生活の足として車を使っているのであれば手放して、新しい車に乗り換えるほうが良いです。

水没してしまった車は廃車するしかない?

水没した度合いによって、復活にかかる費用が大きく変わることを解説してきました。

では、修理費用が高くなる場合、水没車を廃車にするしかないのでしょうか。実はディーラーで引き取りが拒否されたり数万円にしかならないような水没車であっても、数十万円で引き取ってくれる買取店があります。

それが、「事故車買取のTAU」です。

事故車買取のTAUなら、水没車でも高値がつく

事故車買取のTAUは、災害に巻き込まれてボロボロになった車でも、高い査定額で買い取ってくれる買取店です。事故車や水没車を依頼人の想像もつかないような価格で買い取ってくれることから、テレビや雑誌でよく取り上げられています。

事故車買取のTAUのテレビ放送での紹介画像出典:テレビ東京

今まで事故車といえば、廃車にしてスクラップして鉄くずにしてしまうのが一般的でした。もちろん廃車するような車に価値は無いとみなされていたため、有料で引き取られるのが常識でした。水没車であっても、その例外ではなかったのです。

しかし、事故車買取のタウは、買取った事故車や水没車を自社オークションで110カ国以上の国に向けて販売します。実は、世界中で「日本で生産された車」に人気があることをご存知でしょうか。

大切なので繰り返しますが、「日本の自動車メーカーの車」ではなく、「日本で生産された車」です。なぜなら、日本産の車は部品一つひとつの品質がいい上に、ほとんど故障することなく100万キロ以上走るからです。

さらに、日本の気候は夏と冬で極端に違います。世界の気候は極寒のロシアから、灼熱の赤道直下の国、ペルーのような乾燥地帯の気候までさまざまですが、日本では1年の間にほぼすべての世界の気候を経験できてしまうのです。

つまり、日本車であればどんな状況でも使えると思っている人が世界中に多くいるのです。当然、品質の高い車であることが大前提なので、部品の精度も高いのです

  • 土砂が社内に入り込んでいる
  • 社内から強烈なニオイがする
  • エンジンがかからない

たとえ、あなたの車が上記のような状態で、ディーラーで買取が拒否されたとしても、事故車買取のTAUなら高く買い取ってもらうことが可能なのです。

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実際の買取事例

では、事故車買取のTAUを利用した人はいくらで水没車を買い取ってもらっているのでしょうか。

タウを利用した人の買取事例

上記の画像は一例ですが、さらに詳しく知りたい人は「事故車買取のTAU」でさらに詳しく見ることができます。

このように、車の中が浸水してしまっているような車であっても数十万円どころか、車種によっては100万円を超える査定額で買い取ってもらうことができるのです。

なぜ、TAUはこれほど高い査定額で事故車を買取ることができるのでしょうか。

水没車なのに高く買い取れるのはなぜ?

TAUが事故車を高く買い取れるのは、水没車を高く売れる販路を持っているからです。

たとえば、事故車を海外に売るメリットに次のようなものがあります。

  • 日本より安い人件費で修理ができる
  • 輸出のときに、車本体より事故車や部品のほうが税金が安い

たとえば、日本で車の修理をする場合の工賃の相場は1時間あたり5,000〜8,000円と言われています。一方、フィリピンなどの途上国であれば1時間あたりの工賃が500〜1000円しかかかりません。

これは、修理費用で一番お金がかかる人件費が、海外の方が安く済むからです。修理するのであれば、日本で修理するよりも工賃が安い地域で修理したほうが安い金額で収まります。

国や地域の違いで浮いた工賃が査定依頼者に還元されるため、あなたの車を高く買い取ってもらえます。査定額が高いほど人気が出て、サービスの利用者が増えるので、利用者にとっても、サービス提供者のTAUにとってもメリットがあるのです。

また、「関税」という言葉を聞いたことがあるかと思います。これは、国をまたいで取引されるものに対して課される税金です。

一般的に、走行できる状態の自動車より、部品で輸出したほうが価値が低いとみなされるため輸入関税が安いです。

たとえば、車本体とエンジンの2つがあれば、車の方がすぐにモノを運べるから価値が高いですよね。一方、エンジンは他の部品と組み合わせない限りは金属塊でしかないので、価値が低いとみなされます。

このように、事故車だからこそ必要とされる部品を安く輸出できるなど需要があるため、水没車でも高く買い取ってもらうことができるのです。

まとめ

水害で車が水没してしまった場合の復活費用がいくらになるのか解説してきました。

たとえ完全に浸水して、ディーラーや車買取店で「無価値」と判断された車であっても、高く買い取ってくれる買取店がいることは覚えておいてください。


車を売るときにもっとも大切なのが、「査定額を比較する」ことです。今まで大切に乗ってきた車だからこそ、最後は高く売りたいですよね。

実際に私が車の売却をしたときも、最初にディーラーに買取を依頼したときよりも、なんと23万円高く買い取ってくれました。

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