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自動車にとって「走行距離10万キロ」「新車登録後13年」というのは、次の車への買い替えを考える上での節目となります。

日本国内での自家用車の年間平均走行距離が1万キロであることを考えると、10万キロというのは約10年乗ったときに達する走行距離ともいえます。ちなみに、年間平均走行距離1万キロというのは国土交通省発表の資料によると1985年からほとんど変わりません。

ところで、なぜ「走行距離10万キロ」「新車登録後13年」が車の買い替えの節目といわれているのでしょうか。それは、10万キロ走行すると交換が推奨される高額な部品がいくつもあり、新車登録をして13年経過すると維持し続けるための費用が増えるためです。これについて詳しく解説していきます。

買取で値段がつきにくい理由

自動車は走行距離が10万キロを超えるか、新車登録から13年を超えると買取市場での需要はほぼゼロに近い状態となります。

普通自動車であれば、自動車は走行距離10万キロを超えると、一回の整備で10万円を超えるような高額な費用が必要となります。排気量が大きく、エンジンの構造が複雑になればさらに整備費用は高額になります。

10万キロを走行すると交換を迫られる部品

例えば、エンジンの動力をタイヤに伝える「タイミングベルト」という部品は、走行距離が10万キロになると交換しなければなりません。このベルト部品をひとつ交換するためにかかる費用は普通自動車で4〜6万円程度です。

ベルト自体は1万円以下で購入することができます。ベルトの交換だけであるにもかかわらず、なぜこれほどの費用がかかるのでしょうか。それはタイミングベルトを交換するためには、エンジン周辺の多数の部品を取り外さなければならないからです。

自動車は左右のバランスや重心など非常に精密に設計されています。特に、タイミングベルトが取り付けられているエンジン部分は非常に精密です。ミリ単位でズレが発生すれば大事故につながります。

そのため、タイミングベルトを交換するには熟練の技が必要になるため、交換の費用が高くなるのです。

また、タイミングベルト以外にも交換が必要になる高額部品があります。それは、「コンプレッサー」です。コンプレッサーというのは家庭で使うエアコンのようなものだと考えてください。

コンプレッサーを交換するのにかかる費用は約8万円です。自動車のコンプレッサーは夏に冷房を使用するときに稼働します。

車の冷房は家庭でのエアコンと同じように、コンプレッサー内のガスを液体にしたり、気体にしたりすることで行います。そのため、夏場にコンプレッサーが壊れてしまえば冷房を使うことができなくなり、サウナのような暑さを我慢して走ることになります。

ちなみに、冬場の暖房はエンジンの熱を「車内の暖房として活用」するため、コンプレッサーを使うことはありません。

これら以外にも安全、快適に走行し続けるための部品を交換すると点検整備だけで20万円以上の費用がかかってしまうのです。

新車購入から13年経つと車の税金が値上がりする

また、平成7年(1995年)に法律が改正されるまでは新車登録してから10年経つと、毎年車検を受ける必要がありました。なぜなら、昭和時代の国産車はエンジンの品質も今の車に比べると劣っていたため、万一の事故に備えて車検の回数を増やしていたのです。

実際、旧運輸省(現国土交通省)や日本自動車工業会(トヨタやホンダなど国産自動車製造会社で成り立つ組織)も昭和時代は、国産車は世界最低水準の品質・性能しかないという認識でした。

そのため、車に10年乗ると、11年目からは毎年のように車検が必要でした。維持し続けるにも車検のたびに部品代が高くつき、法定費用(自動車税、重量税など)を毎年のように納めなければいけなかったため、車に乗る人は10年で乗り換えることが多かったのです。

しかし、今となっては日本車の品質が世界で認められるほど高品質になりました。平成7年に法律が改正されてからは、新車登録から11年目以降の車であっても2年おきの車検となりました。そのため、車検の頻度が減ったため車検費用や法定費用は安くなりました。

ところが、平成27年(2015年)から新たな税制が導入されました。新車登録から13年以上経過した車に対して自動車税は通常の15%、重量税は13年経過で約20%、18年以上経過した車については約50%の増税となります。

つまり新車登録から13年経つと、余分に税金を支払わなければならないのです。

走行距離10万キロ、新車登録13年越えでも売れる車

「走行距離10万キロ」「新車登録後13年」というのが車を売る上で重要な分かれ目になるという話をしてきました。ところが走行距離が10万キロを超えていても、新車登録から13年以上経過していても、高値で売る方法があります。

それは海外に販路をもつ専門の中古車買取業車に見積もり査定を依頼することです。日本では法律やメンテナンスの関係で、新車に比べると「走行距離10万キロ」「新車登録後13年」を超えた中古車には魅力がありません。

しかし、海外では日本のような税制がない国が多くあります。また、日本車の高い品質は根強い人気があります、

例えば、トヨタのランドクルーザーは国内であれば高級SUVという位置付けですが、海外だと砂漠でも、傾斜のある坂道でも走れるオフロード車として非常に人気があります。

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出展:トヨタ自動車

海外への販路を持っているのは、海外向けの中古車買取専門業車です。日本国内だけでしか中古車を販売していない車の販売店や、買取業車は上記であげたような中古車に対して値段をつけることができません。

海外に販路を持つ車買取業者を見つけるには

では、海外に販路をもつ中古車の買取業車を見つけるにはどうすればいいのでしょうか。それは中古車の一括見積り査定であなたの車に価格をつけてくれる業者を探すことです。そのような業者は、高確率で海外への販路を持った買取業車であることが多いです。

そうはいっても、「海外で日本の中古車の需要などあるのか」と思うかもしれません。しかし、中古車市場で流通する中古車の約3分の1は海外へ輸出されているという事実があります。

実際、財務省貿易統計によると2015年の中古乗用車輸出台数は102万台です。全国の自動車ディーラー(車の販売店)が加盟している日本自動車販売協会連合会の発表によると、2015年の中古車販売台数は373万台です。

つまり、中古車373万台のうち102万台は海外で売れているのです。州地域別の販売台数は、アジアが44万台(全体の43%)、アフリカが22万台(全体の21%)、オセアニア(オーストラリア、ニュージーランド)が13万台(全体の12%)です。

日本の中古自動車は海を超えて、世界の国々で再利用されているのです。

ただ、中古車の見積り査定をする際に、海外へ販路を持っている業車を一件ずつ探すのは、多くの時間と労力が必要です。

また、年月が経過するほど車の評価が下がることを考えると、中古車として最高の価値を有している状態はまさに「いま」だといえます。時間が経てば経つほど査定額は下がっていきます。

そのため「走行距離が10万キロ」であったり、「新車登録から13年」を超えていたとしても、中古車として1円でも高く売りたければ、すぐに買取業者へ見積り査定を出すようにする必要があります。

このときはエンジンがかからない、ギアが壊れているなどのトラブルを抱えている車であったとしても、問題なく見積り査定を出すことができます。

実は、1〜2年動かしていないような中古車であっても、買取できます。なぜなら、動かない車の中にも使える部品があるからです。また、車は金属資源の塊でもあるため、鉄やアルミ素材にしてリサイクルすることも可能だからです。

そのため、エンジンが動かないような車であっても問題なく売ることができるのです。

実際に売れた事例

では、実際に見積りを出した際の買取額の実態はどのようになっているのでしょうか。

まずは、新車登録から13年以上経過し、走行距離も10万キロを超えている軽自動車を見ていきます。

実例1:軽自動車

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・車種:スズキ Kei

・カラー:シルバー

・走行距離:13万〜14万キロ

・年式:1998年(平成10年)

・査定時期:2012年

・査定会社と査定額:T−UP狭山(2.0万円)、他6社0円

この車は新車登録から10年以上経ち、走行距離も10万キロを大きく超えています。下取りで考えれば、価格がつくことはまずありません。

ところが、7社に見積り査定を依頼してみると、7社中6社で買取りができないといっている中、1社だけは2万円で買取りが行われていることがわかります。

ディーラー(車の販売店)での下取りでは値段がまずつかないような車でも、一括見積り査定であればお金を支払ってでも中古車を買い取ってくれる業者もあるのです。

次に走行距離は5万キロを超えていませんが、新車登録から13年経過したセダンを見ていきます。

実例2:セダン

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・車種:トヨタ ビスタ

・カラー:白

・走行距離:4〜5万キロ

・年式:2001年(平成13年)

・査定時期:2014年

・査定会社と査定額:アドバンス(6万円)、横浜ユーボス(2万円)、他4社(0円)

この車の場合は新車登録後13年経ち、中古車の相場価格がゼロになるといわれるタイミングで査定を行った例です。走行距離は10万キロを超えていないものの、排気量が大きく維持費が高かったため不人気車種です。

このような車であっても0円の見積りを出す業者もあれば、6万円の見積りを出してくれる会社もあります。廃車寸前の車であっても、諦めずに査定依頼を出しましょう。

実例3:ハイエース(フルサイズバン)

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・車種:トヨタ ハイエース

・カラー:白

・走行距離:12-13万キロ

・年式:1996年(平成8年)

・査定時期:2012年

・査定会社と査定額:九州ユーボス(20万円)、他4社(0円)

ハイエースは海外で非常に人気があります。そのため走行距離10万キロ以上、新車登録16年が経過しているにも関わらず20万円という査定額がついています。

では、何年も動かさなかったためにほこりをかぶっているような車はどうでしょうか。

実例4:ハイエース(廃車)

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・車種:トヨタ ハイエース

・カラー:シルバー

・走行距離:3万キロ以上

・年式:2008年(平成20年)

・査定時期:2015年

・査定会社と査定額:宇佐美自動車株式会社(15万円)

このように、動作不能状態であっても、部品取りで使えるために買取金額がつきます。

もし「走行距離10万キロ」もしくは「新車登録後13年」の中古車から次の車への乗り換えを検討しているのならば、いますぐ一括で査定してくれる見積もり査定業者へ査定依頼を出すようにしましょう。


' width= 車を売るときにもっとも大切なのが、「査定額を比較する」ことです。今まで大切に乗ってきた車だからこそ、最後は高く売りたいですよね。

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