今あなたが購入を検討している車はどのような車でしょうか。

国産の自動車メーカーは「低価格」「安全装置」「電気自動車」など何かに特化した車を発売することでユーザーを獲得しようとしています。

なかでも「安全装置」については「私は大丈夫だから」「俺は今まで1度も事故を起こしたことなんかないし、今後も大丈夫!」という根拠のない自信であったり、また安全装置を追加することで購入価格が高くなったりするなどの理由から避ける人がいます。

しかし、今後車を選ぶのであればどのような年齢の人であろうが積極的に「安全装置」が搭載されている車を選択するべきです。この理由について解説していきます。

年をとるほど、落ちていく判断力

テレビやインターネットでは交通事故のニュースが毎日のように報道されています。

ニュースを聞いたときに「明日は自分が加害者になるかもしれない、気をつけよう」と考える人がいれば「年をとるほど注意力がなくなっていくが、俺はまだまだ若いから大丈夫」と考える人もいるでしょう。

年齢を重ねると身体能力や運動能力が落ちてきます。なかでも、運転するときに視線の先の情報を素早く知る上で重要な「動体視力」は、年を重ねるごとに落ちていきます。具体的に、どれくらい動体視力が落ちていくのでしょうか。

出典:ソニー損保

この表の左側にある数字は角度を表しています。例えば、文字が書かれているボールがあるとします。このボールが1秒あたりどれくらいの速さで回転しているときに文字が読めるかというのを表しています。

上記の表であれば20歳の人であれば毎秒180度程度なので、2秒に1回転するボールの文字を読む(認識する)ことができます。一方、80歳になると毎秒100度程度なので、ボールの回転が4秒に1回転程度の速さにならなければ読む(認識する)ことができないのです。

さらに、年齢を重ねるごとに周辺視野(視野の広さ)が縮小してきます。

出典:ソニー損保

周辺視野というのは、ある点を見つめ続けたときにその周囲がどれくらい認知できるかというのを表しています。上の図からもわかるように、10歳頃から周辺視野は徐々に縮小していきます。65歳を越える頃には周辺視野が非常に小さくなってしまうのです。

これは、自動車での走行速度が速くなるほど、周囲の状況を把握することができなくなることを意味します。では、年をとるにつれて運転するときの景色がどのように変わっていくのでしょうか。

例えば上のような道を走っているとします。この写真から分かる情報は「まもなく追い越し禁止車線が終わること」「前方左側に原付バイクが走っていること」です。

上の写真は20代の人が走行しているときに見える景色を表しています。周辺視野が広く、動体視力があるため左側にある標識や、前方左側にいる原付(二輪車)を認識することができます。

ところが、年を重ねて周辺視野が狭くなり、動体視力が落ちてくるとこの写真のように見えてきます。若いときの感覚のまま運転していると道路標識を見逃してしまうことがあるのです。

これでは標識に何が書いてあるか認識することができないため、視線を左に移して二度見してしまうこともあるでしょう。そうして、視線を前に戻すと車に衝突していたということもありえるのです。

65歳以上になるとさらに動体視力が落ち、視野が狭くなります。すると、走行しているときに見える景色は上の写真のようになってきます。標識か何かの存在はかろうじて認知できるものの、そこに何が書いてあるかわかりません。

また、道路両端にある白線も認知しづらくなります。もし対向車線の(反対車線を走っている)車が中心線ギリギリを走って近づいてきたときに避けようと思っても、どこまで避けてもいいのか感覚的に分からず縁石に乗り上げてしまうことがあるのです。

若い人からすると「縁石に車で接触することはあるかもしれないけれど、乗り上げることはないだろう」と考え人もいるかもしれませんが、このように見えたのでは縁石か道路か認知できないのがお分かりいただけるでしょう。

運転経験が長いからといって過信してはいけない

このように年を重ねるほど走行中に認知できる視界の範囲が狭くなっていきます。では、このように事故を起こす危険性を運転手はどのように考えているのでしょうか。

出典:NHK

上の写真のように、無事故の期間が長くなればなるほど「自分の運転は今まで問題なかったから、これからも大丈夫」と考える人が増えてきます。たしかに、何年も無事故であれば自分の運転に自信がついてくるのかもしれません。

しかし「車を何年運転していたか」というのと「事故を起こさない運転ができるか」というのはまったく関係ありません。

つまり、何歳であろうが事故を起こす可能性はあるのです。年をとればとるほど注意力や身体能力が無意識のうちに落ちているため、自分の運転を過信してはいけないのです。

危険は歩行者にもある

ここまでは、運転手が年を重ねるごとに認知する機能が衰えてくるため、事故を起こす可能性が高くなる話をしてきました。では運転手以外にはまったく関係のない話かというとそうではありません。

出典:総務省

上の表は人口10万人あたりの交通事故の死者数とその内訳です。なぜ10万人当たりなのかというと、年齢によって人口が多い年齢と少ない年齢が出てしまうため、単純な事故件数の比較では人口が多い年齢の事故が目立つため比較にならないからです。

この表からも分かるように、高齢者になるほど自動車に乗っているときだけでなく、歩行しているときの事故が多いことが分かります。

走行中に「運転手がどれくらい景色が見えづらくなるか」という写真で説明したように、年をとるにつれて視覚的な判断力が鈍くなってきます。また、聴力が少しずつ落ちてくるために車の接近を認知しづらくなってきます。

出典:日本財団図書館

加えて、上の図の「一般」の折れ線からも分かるように危険を察知してから反応するまでの時間が年をとるにつれて長くなってきます。上記の表で一般の「24歳以下」と「60歳以上」の間に0.1秒近い差があります。

「たった0.1秒ならたいした差じゃないのでは」と考える人もいるでしょう。しかし、本当にたった0.1秒はたいした差ではないのでしょうか。例えば、国産車の99%が該当するAT車をドライブにすると、クリープ現象(AT車特有の車が勝手に前進する現象)でアクセルを踏んでいないにもかかわらず車が前進します。

クリープ状態の車は秒速約1.3-2.6メートル進みます。0.1秒に換算すると13-26センチメートルです。何度もいいますが「アクセルを踏んでいないにもかかわらず」です。

では、コンビニの駐車場で店舗の目の前に前向きで駐車していると考えてください。バックするはずだったのに、間違えて「D(ドライブ)」にギアを入れていたとします。

アクセルを踏んだ瞬間、車の目の前をちょうど人が通り過ぎています。上記の「たった0.1秒」の差で車の目の前を通り過ぎている人を殺してしまうか、反応して停止できるか明暗を分けることがありえるのです。

ギアの入れ間違えは年齢性別関係なく、運転手であれば誰でも間違えてしまう可能性があります。

また高齢の方は前述のように聴力が衰えているため「音」で反応できないだけでなく、視野が狭いため「視覚」での認知も遅れます。加えて、認知してからも「体」反応時間が長くなるため、危険の回避が遅れてしまうのです。

当然ながら、高齢の方であろうが若い方であろうが交通事故で人を殺してしまえば殺人の罪に問われます。「高齢者の反応が遅かったから」などという言い訳は当然ながら通用しません。

交通事故で相手が亡くなってしまえば、被害者の遺族が悲しむだけでなく、加害者は社会的な信用を失います。もし加害者に家族がいれば、たとえ子供が事故とは関係なくても一生かけて被害者に償わなければなりません。

いつ起こるかわからない最悪の事態を避けるためにも、安全装置を積極的に搭載をしなければならないのです。

進化し続けている安全装置

車の安全装置というのは日々飛躍的な進化を遂げています。自動車メーカーで様々な名前の安全装置が登場していますが、主には「衝突防止機能」「クルーズコントロール機能」「車線はみ出し防止機能」「標識認識機能」の4種類があります。

衝突防止機能

衝突防止機能とは前方にある障害物や人を感知すると、運転手に警告音で知らせたり、自動でブレーキをかける機能です。走行中だけでなく、駐車上での誤発進などで役に立ちます。

この衝突防止機能には、レーダーが採用されていることが多いです。つまり、日中視界に捉えることができるものだけでなく、夜に反射帯をつけずに横断歩道を渡っている高齢の方などのように、人間の視界では判別しづらい人や物に対しても有効です。

クルーズコントロール機能

クルーズコントロール機能とは、アクセルペダルを踏むことなく設定した速度で走行し続ける機能です。前方の車との車間距離を一定に保ってくれるだけでなく、割り込みがあった場合は減速します。

長距離を運転していると疲労が蓄積してくるため注意散漫になってきます。どんな年齢の人であろうが、疲労が蓄積すると視野が狭くなり、動体視力が落ちます。

「機械任せになってしまって、万一のときに大丈夫なのか」と考える人もいるでしょう。ほとんどの自動車メーカーの車は、アクセルかブレーキを踏むとクルーズコントロール機能が解除されるので、いつでも自分の運転に切り替えることができます。

車線はみ出し防止機能

車線はみ出し機能とは、道路上に引かれている車線をはみ出してしまったときに自動で修正してくれる機能です。例えば、注意力が散漫になっているときに隣の車線に入ろうとすると、自動で走行している車線に戻してくれます。

メーカーによっては、はみ出し車線の回数が増えると休憩を促してくるタイプのものもあります。

標識認識機能

出典:HONDA

前述のように人間は年をとるほど視野が狭くなってくるだけでなく、動体視力も落ちてきます。すると、標識に書いてあったサインを見逃すことが多くなります。

「今の標識なんて書いてあったっけ」というときに役に立つのがこの標識認識機能です。車の前面についているカメラが道路上の標識を認識し、メーターに表示するなどして運転手に標識情報を知らせてくれます。

前述の高齢者の動体視力について解説した写真のように、加齢や疲労の蓄積で標識の認知がしづらくなってきます。そのような場合に視線をメーターに向けるだけで標識に書いてあったことを知ることができるのです。

高齢化社会に対応した車に買い替える

少子高齢化社会に突入した日本では、今後安全技術や安全装置を搭載した車の需要はますます高まるでしょう。

事故の加害者だけでなく、被害者にならないためにも積極的に安全装置を選択していくことが重要になります。

安全装置が登場して間もない頃は、何十万円もする高価なオプションでした。しかし、社会での需要が高まったことから、オプションではなく標準装備品になっている自動車メーカーもあります。

事故は突然訪れるものです。たった一瞬であなたが加害者になり、殺人者になる可能性があるのです。昔買った車を大切に乗り続けることも大切ですが、安全装置が搭載された車に買い替えることでこのような悲しい事態を避けることができるのです。

これから車を買うのであれば、自分の力を過信しすぎず、安全装置が搭載された車に買い替えるようにしましょう。

ちなみに、せっかく車を買い替えるのであれば少しでも高く車が売れた方がいいです。「もう10年以上乗り続けているから、廃車の扱いになるのでは」と車が古いから売れないのではと考えている人もいるでしょう。

しかし、安く車を下取りするディーラーもある一方で、高額で買取をしてくれる中古車買取業社も存在します。大切なのはディーラーを含め1社だけに査定を依頼するのではなく、複数の会社に査定をしてもらうことです。

例えば、ディーラーであれば何社も回って査定を依頼しなければなりません。しかし、一括見積り査定を利用すれば「たった1回」車の情報を伝えるだけで、何社もの中古車買取業社が査定をおこなってくれます。

新車購入予定のディーラーでの下取り額が「20万円」だったが、一括見積りで査定をしたら3社から「0円」「15万円」「40万円」の回答があったとします。このとき、あなたであればどの会社に買取りを依頼すべきでしょうか。

当然ディーラーではなく、40万円で車を買い取ってくれる業者に車を売るべきです。

「中古車買取業者の方がディーラーより高く買い取ってくれる分、なにか裏があるのではないか」と考える人もいるでしょう。

そもそも、ディーラーは中古車を買い取ることではなく、新車を売ることによって利益をあげています。中古車を買い取っても新車を売ることに比べたら、あまり利益にはならないのです。

一方、中古車買取業社は買い取った車を売ることで利益を上げています。つまり、中古車を買い取ることが本業といっても過言ではないのです。このように、車にいくらの価格をつけるかというのはディーラー・中古車買取業社の数だけ変わります。

車を買い替えるのであれば、一括見積り査定を利用してより多くの業社の買取価格の情報を集めましょう。そして集めた情報の中から、高く買い取ってくれる業者に車を高く買い取ってもらうようにしましょう。


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