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ガソリンを給油するタイミングというのは明確に決まっているわけではないため、いつ給油したらいいのか分からない人も多いのではないかと思います。

給油のタイミングが遅れてしまったために給油ランプが点灯しながら走った経験は、車に乗っている人であれば一度はあるでしょう。

給油ランプが点灯してからガソリンスタンドへ到着するまでの区間は、常にエンジンが停止してしまう恐怖と隣り合わせになります。そのため、余裕をもって運転に集中することが難しくなります。

では、給油ランプが点灯してからガソリンの量に余裕を持ってドライブを楽しむためには、普段から何に気をつければいいのでしょうか。日本車と外国車の比較をしながらこの点について考えていきます。

燃料ランプが点いてからの走行距離は車によって異なる

燃料ランプが点灯してから走行できる距離は車の種類や条件によって大きく異ります。なぜなら、車の燃料消費量というのは常に一定ではないからです。

例えば、一人で運転している時と乗車定員いっぱいで運転している時では後者のほうがエンジンの回転数を上げなければいけないため、燃料消費量が前者に比べて多くなります。

また、夏場であればエアコンを使用するためにエンジンを余計に回す必要があります。そのため、エアコンを使用しない時に比べると燃料を多く消費します。

当然ながら、排気量が大きくなれば軽自動車などの低排気量車よりもガソリンの消費量は多いです。そのため、排気量が大きい車は低排気量の軽自動車などに比べると燃料消費量ははるかに増えます。

以上に列挙してきたように、さまざまな要因が積み重なって燃費は変わります。そのため、あと何キロ走れるといった決まった走行距離を出すことができないのです。

また、燃料ランプが点灯するタイミングは国産車と輸入車でも異なります。

国産車の警告ランプが点灯してからの走行距離

国産車の場合、燃料ランプが点灯してから50キロ以上は走行できるように設計されています。なぜ50キロ以上走行できるように設計されているのでしょうか。

それは、高速道路上でランプが点灯してしまっても次のガソリンスタンドまでの区間を走りきるためだといわれています。日本国内では高速道路のサービスエリアは約50キロごとにあります。

下道ではなく高速道路が基準となっているのは、下道と違って高速道路上でエンジンが停止すると、非常に危険だからです。高速道路を走行する車は、サービスエリアやインターチェンジ、渋滞などを除いて、高速道路上で停車することはありえません。

もし高速道路を走行中にエンジンが停止してしまえば後ろから追突される危険があります。そのため、国産車であればサービスエリアを通り過ぎた直後に燃料ランプが点灯しても、次のサービスエリアまでは走行しきれるような設計になっているのです。

外国車の走行距離

では外国車の場合はどうでしょうか。

外国車の場合は、燃料ランプが点灯してからすぐに燃料切れを迎えてしまう車のほうが多いです。例えば、フランスの自動車メーカーPEUGEOT(プジョー)やドイツVW(フォルクスワーゲン)の場合、燃料ランプが点灯してから50キロも走りきれないことが多いです。

海外の場合は、日本のように高速道路で停車しないようにという親切な設計や法律がありません。すべては自己責任だという考え方が根底にあります。

そのため、外国車の場合は国産車と違って給油ランプが点灯したらすぐに給油しなければならないのです。

万一エンストしてしまった場合の処置

ガス欠(ガソリン切れ)には気をつけて乗ってきたものの、もしガソリンが切れた場面に遭遇してしまった場合はどうすればいいのでしょうか。自分の身を守るため、また事故を拡大させないためにすることを確認していきます。

エンジンが停止すると何が起こるのか

国土交通省の走行時における試験によるとエンジンがかかっている状態に比べて、エンジンが停止したときは停車するまでに通常の5倍の力でブレーキを踏み込まなければ停車できません。また、カーブを曲がるにも通常の2倍の力でハンドルを回さなければ曲がりきれません。

つまり、エンジンが停止するとブレーキが効きにくくなり、ハンドルも重くなります。そのため、エンジン停止時はブレーキを踏み込むにも、ハンドルを回すにも強い力が必要になることを認識してください。

まずは身の安全を確保する

走行中のエンジン停止であれば車を道路脇に寄せて停車してください。また何らかの理由で道路脇に車両を寄せれなかった場合停止後、後続車両に認知してもらうためにハザードランプを点けてください。

ハザードランプを設置することが不可能な場合はそのままでも構いません。とにかく道路脇、に避難してください。この時、決して車内に居続けてはいけません。特に高速道路では車両が寄った側の道路脇の柵(ガードレール)の外に避難してください。

これはなぜかというと、停止した車両が追突される可能性があるからです。もし車内に居続ければ追突された時にあなたの命が危険にさらされます。

こうした二次災害を防ぐために、車内に居続けてはいけません。

ロードサービスに連絡する

自分の身の安全の確保ができたら、契約しているロードサービスの会社に連絡します。

もし契約しているロードサービスの会社がない場合はJAF(日本自動車連盟)に連絡すれば車の処置を行ってくれます。

JAF(日本自動車連盟) TEL : 0570-00-8139

燃料ランプが点いてからの給油は遅い

走行中にガソリンがなくなるのは非常に危険だということは上記で説明した通りです。このような事態を防ぐために給油はどのタイミングで行えばよいのでしょうか。

私はガソリンが半分になった時点での給油を推奨しています。これには2つの理由があります。

ひとつめの理由は、ガソリンが半分以下になったら給油のことを意識し続けてしまうからです。特に、ガソリンの量が減れば減るほど注意が給油のことに向きがちになります。

そうすると、運転に集中できなくなってきます。その結果、不注意からの事故を起こす可能性が高くなります。

そのため、私は給油の心配をいちいちしなくてもいいように、ガソリン残量が半分になったら給油するようにしています。

ふたつめの理由は、ガソリンをエンジンルームへ送るポンプの劣化を防ぐためです。

ガソリンをエンジンルームへ送るとき、ガソリンはガソリンタンクの中にあるポンプを使って送られます。なぜポンプがガソリンタンクのなかにあるかというと、発熱してもガソリンで冷やすように設計されているからです。

ところが、ガソリンの量が少なくなってくるとポンプ自体の発熱でポンプが劣化してしまいます。またガソリンがなくなるとポンプを空転させることになります。これはポンプの寿命を縮めてしまうため避けるべきです。

給油半分で燃費が良くなるは本当か

ちなみに、ガソリンの給油量を少なくすれば少なくした重量分だけ燃費が良くなるという人もいます。しかし、ガソリンの給油量を少なくしたからといって変わる燃費はたったの1%程度です。

例えば、ガソリンが満タンの状態で500キロ走行できる車であれば、5キロしか変わりません。いつも給油しているガソリンスタンドが2.5キロ以上離れた場所にあれば、半分給油は満タン給油より1往復余分にするため、往復5キロ以上走行することになります。

さらに、ガソリンを半分しか給油しないような行為を続けていると、ガソリンタンクの半分より上の部分がサビてきて、いずれ穴が空きます。

なぜなら、ガソリンの触れないタンクの裏側部分にはサビの原因でもある水分が付き、タンクを徐々に酸化していくからです。タンク裏側に水分が発生しても、燃料を満タンまで給油することで洗い流し、保護しているのです。

エンジン停止が車の買取査定額を下げることもある

もしガソリンが空になってエンジンが停止すると、上で述べてきたように「停止する」にも、「曲がる」にもいつもより強い力が必要になります。

エンジンが停止してしまった時はいつも通りにブレーキを踏んだつもりでも、ブレーキがいつも通りに効きません。車が止まらないため壁に激突はしないまでも、ガードレールに擦ってしまうなど車体に傷をつけてしまう可能性は高いです。

次の車へ乗り換える際にも、かすり傷程度であれば査定に大きく影響することはありません。しかし、修理が必要なほどの事故を引き起こせば「事故歴あり」の車となるため中古車市場での価値は暴落します。

具体的には、中古車市場の買取相場額の半額以下になります。

ガソリンは短期間で劣化するようなものではない

ガソリンが半分になった時点で給油したら、古いガソリンと混ざって車に良くないのではないかと思うかもしれません。しかし、半分で給油してしまっても問題ありません。

なぜなら、ガソリンはすぐに劣化するようなものではないからです。

またガソリンはポンプで常に循環しているため、古いガソリンが底にたまってしまうということもありません。新しく給油したガソリンは古いガソリンと混ざります。

余談ですが、ガソリンスタンドではタンクの底にたまった水がエンジンに入ると故障に繋がるといってやたら「水抜き剤」を入れようとしてきます。しかしながら、エンジンが故障に繋がるほどの状態になるのは年単位で車を放置した場合です。

車を運転する上では年単位で給油をしていないなどの場合を除いて、ガソリンの劣化は考えなくても大丈夫です。

以上のことから車に安心して乗り、将来良好なコンディションを維持したまま次の車に乗り換えられるようにするためにもガソリンの残量が半分になったらを給油するようにしましょう。


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