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子育てがひと段落したら、生活に合った車を買うべき

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子どもが大学生になって上京したり、就職して自宅から離れていくと、子育てをしていたときのように車に乗らなくなる人が大半なのではないでしょうか。

乗車定員が多く、奥行が長く屋根も高い、さらに電動スライドドアも付いたミニバンは子育てをしていく上で非常に利便性がいい車です。

しかし、多くの場合子育てが終わったら、乗車定員一杯に人を乗せることはほとんどありません。それどころか、運転席と助手席の扉しか開けなくなる人が大半でしょう。

そのため、子育てが終わったら自分の生活に合った車に買い換えるべきです。

なぜ子育てを終えたらすぐに車を買い換えた方がいいのでしょうか。この理由について解説していきます。

ミニバンは維持費が高く、燃費が悪い

一般的に、ミニバンは新車の中でも比較的高価な部類の車です。また排気量が大きく車体が重いため、軽自動車やコンパクトカーに比べると、ガソリンの費用が高く、さらに税金も高いです。

子供が小学校から中学校までの間は、子供のクラブ活動の応援に行くために荷物を大量に乗せたり、送迎で子供の友人を一緒に送迎するために高い金額を支払ってでも、それに見合った恩恵を受けることができるでしょう。

しかし、子供が社会人になり親元から離れてしまうと「乗車定員」「排気量」ともに大きい必要がなくなるため、どうしても持て余してしまいます。

たしかに、子供と一緒に過ごしてきた「思い出の一品」であることはわかります。車に乗って子供たちと行った場所へ出かければ、子供と出かけたときの思い出が鮮明に蘇ってくるかもしれません。

しかし、車は工業製品です。どんなに大切に乗り続けていたとしても、車は確実に劣化していきます。当然ながら、エンジンなど車が動くのに必要不可欠な部品が故障すれば、新車が買えるほど修理費用がかかります。

また、車の価値というのは時間が経てば経つほど下がっていきます。なかには「限定車だし、時間が経てば高くなるのではないか」と考えている人もいるでしょう。

残念ながら、プレミアがつくような車は新車で何千万円もする、生産台数が100台にも満たない車がほとんどです。

新車購入後に車両保管場所まで、エンジンをまったくかけずレッカーで移動し、内部が劣化しないよう徹底的に管理された車であればプレミアがつくかもしれませんが、そのような車の使い方をしている人は皆無でしょう。

では、子どもが就職してすぐに車を売ると、どのようなメリットがあるのでしょうか。

まず、何年も迷ってから乗り続けて売るよりも、価値がある状態で売ることができます。さらに、自分が乗りたかった車を買ったり、維持費の安い軽自動車に買い換えて趣味にお金をかけることもできるでしょう。

ミニバンから中古の軽自動車に乗り換えて、軽自動車に乗り続ければ、5年10年で考えれば何十万円も浮かせることができます。浮いたお金で新しいことにチャレンジすることも可能です。

このような理由から、子どもが社会人になって車を持て余したら、生活に合った車に買い替えるべきなのです。

ステーションワゴン→ミニバン→軽自動車へ買い換え

私の知り合いで子育てがひと段落し、ミニバンから軽自動車へ買い替えた人がいます。

詳しく話を聞いてみると、子供が働き始めてそれぞれ車を1台ずつ持っているため、自分が家族を連れてどこかに行くことがなく、ミニバンの性能を持て余していたため買い替えたそうです。

そんな先輩は就職した直後は、下の写真のようなステーションワゴン(マツダの「カペラ」)を購入し、奥さんと結婚し、奥さんが出産するまで乗り続けていたそうです。

出典:みんカラ

この車を買った理由を聞いてみると、先輩の友人に乗せてもらったときに、後ろの席に陽が当たらないことが気に入ったのが購入のきっかけであったそうです。また、排気量も大きく加減速が思った通りにいく車であったため、非常に気に入っていたそうです。

私の先輩が就職した1980年代は車といえば、セダンばかりでした。セダンは後ろの席でも日が当たりますが、カペラのようなステーションワゴンは後部座席に日が当たりにくく、それが気に入ったそうです。

しかしこの「カペラ」は5人乗りの車です。結婚して子供が出来てから、荷物と人があまり乗せられないことに不満を感じたようです。また、先輩はご両親が近くで暮らしていたため、子供も含めた3世代乗せることができる車にしたいと薄々考えていたようです。

このような経緯から、他の車に買い換えることを決めたそうです。

そうして次の車は子供がまだ保育園に通っている時期であったにも関わらず「子供が小学校に上がってから、子供だけでなく子供の友達も乗せることができる車がいい」ということで、7人乗りのミニバン(ホンダの「 STREAM」)を買うことに決めたそうです。

また、他の車に試乗したときは違和感が多かったものの、STREAMのハンドルを握ったときに直感的にまったく違和感を感じることなかったそうで、これも購入するきっかけになったようです。

出典:本田技研工業

しかし、当時は子供が保育園児だったものの、たくさん習い事をしていたため、新車を購入する金銭的な余裕がありませんでした。そのため、奥さんに相談してもなかなかOKが出なかったそうです。

そこで、ディーラーの販売担当者にお願いして、現車を1日借りて奥さんを助手席に乗せて、普段買い物に行く道を走り回ったそうです。

そうして、奥さんに現車を確認してもらい「子供だけでなく、子供の友達も一緒に乗せられる車に買い換えたい」と奥さんに交渉したところ、なんとかOKが出て購入したそうです。

このように、結婚してからは自分のお金が子供中心に使われるようになるため、お金が自由に使えなくなります。そのため、車を購入するときは奥さんの理解をどのようにして得られるかが重要になります。

また、どの車に買い替えようか迷ってしまうときもあるでしょう。そのようなときは性能だけで比較するのではなく、直感で判断することも大切です。

先輩はステーションワゴン(マツダ「カペラ」)から、ミニバン(ホンダ「STREAM」)に乗り換えたおかげで、子供が義務教育を終えるまで家族旅行だけでなく、子供達の部活動の送り迎えでも非常に活躍したと嬉しそうに話していました。

今は子供がみんな就職し、それぞれが自分の車に乗っているため子供を乗せて走ることもなくなったそうです。むしろ、先輩が子供に乗せてもらうことが増えてきたそうです。

家族4人で暮らしていて、全員が車を持っているため、家の敷地に駐車する余裕が無く不便を感じることが増えたそうです。そのため、会社の通勤以外に車に乗る必要がなくなり、軽自動車への買い換えを決めたそうです。

軽自動車に乗り換えてからは維持費が安くなったため、趣味にお金をまわすことができて良かったといっていました。また、スーパーの駐車場などでも軽自動車専用の駐車スペースが使えるため駐車に困ることがなくなり、軽自動車での生活を満喫しているようです。

同じ車に乗り続けるより、車を買い替えた方が安くなることもある

上記の先輩の事例のように、ミニバンから軽自動車へ乗り換えると得られる最大のメリットは、下記の2つの税金が安くなることです。

  • 毎年支払い義務のある自動車税
  • 車検のたびに支払い義務がある重量税

ミニバン(ホンダの「STREAM」)を例に考えてみます。このミニバンを軽自動車に買い換えることで、車検のたびに約1万円、毎年の自動車税は約25,000円安くなります。さらに、10年以上乗ると自動車税は重課税が課され(納税額が増え)、軽自動車との自動車税の差額は約3万円になります。

もし重課税が課された場合、5年間での税金の差額は約15万円になります。当然ながら、車は古くなるほど車検で交換部品が増えるため、交換部品代が高くつきます。

軽自動車の場合、ディーラーで車検を依頼しても10万円以上かかることはほとんどありません。しかし、ミニバンは交換部品が多く車検で20万円を超えます。交換部品が多ければ30万円を超えることすらあります。

さらに、燃料消費量も軽自動車の2〜4倍になりますし、高速料金も軽自動車より普通自動車(白いナンバープレート)のほうが高くなります。

このように、ミニバンは軽自動車など排気量の小さい車に比べ、維持し続けるだけでも高い維持費を支払わなければなりません。

ところが、ミニバンは中古車市場で比較的人気があります。大きなキズ・へこみや修理歴が無い限り、年式が10年程度で走行距離10万キロ以上であっても、20〜30万円程度の買値がつくことが多いです。

軽自動車は新車で100万円を切る車もあり、比較的新しい中古の軽自動車であっても、ほとんどの車種で100万円以下で購入することが可能です。

上記の条件でミニバンから100万円以下の新車の軽自動車に乗り換えた場合であっても、5〜8年程度で元が取れてしまいます。つまり、早く乗り換えるほど無駄な費用を払わずに済み、他のことにお金を回すことができます。

このように、長い目で見れば軽自動車に乗り換えてしまった方が、トータル費用が安くなることもあるのです。

車の価値は時間が経つほど下がってしまう

車は乗車する、しないに関わらず価値が下がっていくものです。そのため、生活にあった車に買い換えてしまった方がいいのは前述の通りです。

では車を買い替えるときは、ディーラー(新車販売店)に下取りとして車を出せばいいのでしょうか。実は、ディーラーで算出される下取り金額は必ずしも高い査定額になるとは限りません。なかには、あなたの車を引き取るための代金を請求するディーラーすらいます。

ディーラーが提示する下取り金額はあなたの言い値ではなく、ディーラーの言い値です。中古車の買取価格は毎日変動しますし、価格情報は業界内での秘密です。つまり、一般人が中古車の買取相場価格を直接知ることはできないのです。

いうまでもなく、ディーラーは車を売って利益を上げることが仕事で、確保する利益を考えながら買取価格を調整します。

しかし、中古車市場での買取相場を知る方法があります。それは、中古車買取店同士で買取価格を競争させることです。一括見積り査定であれば100社以上の買取店があなたの車に目を通します。

あなたの車に価値がないとみなす買取店もいれば、高く売れることを見越してあなたの車を高値で買い取る買取店もいます。そのため、一括見積り査定で、何件かの買取店に査定を依頼し相場を知ったうえで、ディーラーが提示する下取り価格が適正であったか判断すべきです。

このように、子育て後は可能な限り早く自分の生活に合った車に買い換えるようにしましょう。


車を売るときにもっとも大切なのが、「査定額を比較する」ことです。今まで大切に乗ってきた車だからこそ、最後は高く売りたいですよね。

実際に私が車の売却をしたときも、最初にディーラーに買取を依頼したときよりも、なんと23万円高く買い取ってくれました。

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